広報委員会では、本誌の基本的な編集方針と投稿規定を次のとおり定めております。
 本誌に関するご意見、ご要望などをお寄せください。原稿をお待ちしております。

★編集基本方針

1.本学の責任機関の意志あるいは決定された内容の伝達と周知
2.本学の状況についての報道と資料の提供
3.本学にかかわる意見の交流

★投稿規定

1.文字数は二千字以内とします(図、写真は、一枚を二百字と換算)。原稿は、原則としてのテキストファイルのフロッピーディスク(メールでも可)に記入し、ハードコピーと図表を別途添付してください。
2.本文には、四百字程度で小見出しをつけてください。
3.原稿は原則として掲載します。ただし、特定の個人及び団体を誹ぼう中傷する原稿または本誌の目的や性格に照らして不適当と思われる原稿は、掲載しません。
4.採否は広報委員会で決定します。
5.提出された原稿は、掲載の有無にかかわらず、返却いたしません。



編集後記

 六月号は、平成15年度の委員会が発行する最初の号です。委員の任期は二年、毎年半数が交替してその年度の委員会を構成し、『広大フォーラム』の編集にあたっています。その最大の仕事は、年六回発行のフォーラムのうち、新入生特集号と卒業生・退職者特集号以外の四号分の特集を企画し、作成していくことです。二か月に一度、全学の構成員の共通の関心事となるような話題を採り上げ、役に立つ情報をまとめて提供するということは、なかなかの難題です。

 さて、本号の特集は、十学部から各一名ずつ教員を紹介するという、広報誌としては企画に困ったときの定番ともいうべき内容です。そこで、少し工夫をして、切り口を「ユニーク先生」とすることにし、「ユニークさ」の判断そのものは記事を執筆していただく編集委員の先生方に一任しました。その結果、ユニークな記事が十編集まり、これで二十人のユニーク先生の紹介になりました。このような多様性を許容することこそ、アカデミックな組織の強みをはかるバロメータです。

 5月31日には、広島大学創立五十周年記念会館「サタケメモリアルホール」の落成記念式典が行われました。本号では同ホールの建設にご尽力いただいた前学長の原田先生に長文のご寄稿をいただきました。当日は先生のお元気な歌声も披露されましたが、「歌う学長」として全国的に有名であった原田前学長に、偶然とはいえ、「ユニーク先生」特集号にご登場いただいて、画竜点睛を得た気持ちがしました。
(平成十五年度広報委員会委員長 平野敏彦)



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