|
総合科学部 文学部 教育学部・特殊教育特別専攻科 法学部 経済学部 理学部 医学部 歯学部 工学部 生物生産学部 |
|
総合科学部 | |
人生を欲張ろう
朝 吹 佳 世(あさぶき かよ) 学生生活も終盤になると、あれもこれもとやりたかったことが頭からたくさん溢れてきます。短い人生一度きりです!あれもこれもと欲張ることが最も可能な時期が大学生活ではないでしょうか。他愛もないことや、人との触れあいがとても大切だったと身に感じます。大学生活はたった数年!中身の濃い学生生活を送ってください。そうすれば、少しでもあれもこれもやっておけばよかったの数が減ると思います。四年間多くの友人や先生方に支えられてきました。 たくさんの出会いとやさしさをくれた広大に感謝します。そしてFriends 4ever! |
|
世界は広い。広大も広い。
山 根 阿 樹(やまね あき) 日本を離れ世界に出ると、いろいろな体験をすることができます。韓国は釜山の教会で、地元の学生とお菓子でも食べつつ雑談することもあるかも知れませんし、ベラルーシとウクライナの国境で、軍服の兄ちゃんにからまれることもあるかも知れません。 一方で、日本国内とは言わず、広大の中だけ見ても、いろいろな体験ができる可能性があります。理系の学生が文学部や教育学部に出入りし、何かはっとさせられるものを得ることができるかも知れませんし、西図書館の書庫で、OPACの検索では引っかからなかった本を見つけ、感動することがあるかも知れません。 世界にも広大にも、限りない可能性があります。この限りなき世界をある程度広く、ある程度深く、そしてある程度の頻度で覗いてみませんか? |
教育学部・特殊教育特別専攻科 | |
四年間を振り返って
松 本 智保子(まつもと ちほこ) 期待に胸を膨らませ広島大学教育学部に入学したのは、四年も前になります。思い起こせばあっという間の四年間でした。私の大学生活は、ガイダンスやオリエンテーションキャンプ、様々な出会いの場から始まりました。初めての一人暮らしや慣れない土地、大学生活に不安もたくさんありました。しかし、たくさんの先輩や仲間に助けられ、ここまでくることができました。また、大学生活においては、講義やゼミはもちろん、教育実習などを通じ、多くの先生方にお世話になりました。この四年間に得たものは多く、これから社会に出て行くうえで、私の糧となるものばかりです。多くの仲間と多くの経験をこれからも大切にしながら、社会に貢献していきたいと思っています。 |
|
我が大学生活に悔い無し
山 中 紘 二(やまなか こうじ) 私が大学生活四年間を通して身に付けたことは大きく二つあります。一つは、人間関係を築く力です。社会に出て周りを見回したとき、自分と価値観が同じ人間ばかりであるということはまず有り得ません。そんな時、この大学生活で先輩、後輩を問わず様々な考えを持った人達と語り合い絆を深めていった経験は自分の大きな財産になると信じています。そしてもう一つは、自分の専門科目である英語の力です。私は入学当初は英語が全く話せませんでした。何度も悔しい思いをしましたが、負けず嫌いな性格のおかげで投げ出さずに頑張る事が出来ました。しかし、今の自分の力に満足しているわけではありません。これからも常に向上心を持って努力していきたいと思います。 最後に、人はそれぞれ違う目的を持って大学に入学します。しかし、ゴールは同じだと思うのです。それは、自分の夢を叶える力を身に付けることです。このゴールに何とか辿り着いた自分の大学生活は成功だったと胸を張って言うことが出来ると思います。 |
法学部 | |
司法試験合格を振り返って
中 原 昌 孝(なかはら まさたか) 私は、平成十五年度の司法試験でなんとか最終合格を果たすことができました。しかし、その道は決して一人だけの力で達成できたわけではなく、そこには個性豊かな色んな方々の支えがありました。司法試験をめざすきっかけを与えて下さり、自分のことのように親身になって指導して下さった小田先生。退職時のお忙しいなかで、条文の大切さを骨の髄から教えて下さった筑間先生。常に私達と同じ目線にたって語りかけ、司法試験を身近に感じさせて下さった田邊先生。実務家の鋭さと大胆さで私達を勇気づけて下さった大久保先生。そして、法学部の諸先生方や、議論をぶつけ合った法学部の友達。本当にありがとうございました。 在学生の皆さん、短い大学四年間、法曹というやりがいのある職業への門を開くため、自分の人生をかけてみてはいかがでしょう。 |
|
子供と過ごした大学生活
岩 西 寿 恵(いわにし ひさえ) 大学の入学式を六か月の妊婦姿で迎えようとは、受験した時は思いもよりませんでした。ほとんど休まず通学できたのはお腹にいた前期だけ。…一年の夏休みに出産してからは通学が難しくなり、休学も考えましたが、子供を見てくれる実家の父の体調を考えると、できれば四年間で卒業したいと思いました。 育児との両立は勉強時間を捻出するのが大変で、試験期間中は毎回徹夜続き。なかなか寝ない我が子に泣きそうになったり。でも本当に充実し楽しい四年間でしたし、広大に入って計り知れないものを得られたと思います。 こんな私がここまで来られたのは、ご指導頂いた先生方、協力し助けてくれた多くの仲間、支えてくれた主人のお蔭です。そして母が亡くなっているので、私の通学のためにこの四年間男手で子供を見てくれた父に心から感謝しています。 |
経済学部 | |
貴重な時間、貴重な出会い
長 尾 昌 幸(ながお まさゆき) この四年間を振り返ってみると、とても充実した時間だったと思います。勉学の面では、まだまだひよっこですが、少しは経済について自分なりの意見をもてるようになりました。色んなバイトをして働くことの厳しさを知りました。そして、最も貴重だったのは、たくさんの人との出会いでした。学部では、将来を語り合える友と出会いました。サークルでは、親友と呼べる友や、信頼できる先輩方、かわいい後輩達に出会えました。この人々との出会いが、四年という短い時間のなかで僕が得た宝物です。別れは辛いですが、また新たな出会いを大切にしていきたいと思います。 最後にこの場をかりて、担当教官を始めとする多くの諸先生方に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。 |
|
東京で大事にしていたこと
松 永 聖 二(まつなが せいじ) 私は、昨春東京でマンスリーマンションを借りて三ヶ月間就職活動をしました。その中で大事にしていたことが三つあります。一つ目は、楽しさを見出すことです。悪い方に考えれば落込みますが、逆に楽しさを見出せば結構面白いものです。私は、いろいろな仕事を想像すると楽しくなり、続けることが出来ました。皆さんそれぞれきっと楽しいポイントがあるはずです。二つ目は、怒りを持たないことです。腹を立てると、誰よりも自分が被害を受けます。三つ目は、あきらめないことです。面接官や家族のダメだしよりも、自分のあきらめが一番成功を遠ざけます。それは、就職活動においても実際に働く時も同じことです。 この三つは全部関係しています。プラスを増やしマイナスを減らしそれを続けることが大切です。これが三ヶ月の活動で得た「私の生き方」です。 |
理学部 | |
卒業を前にして思うこと
藤 井 一 朗(ふじい いちろう) 大学生活は時間がたくさんあります。高校時代と違ってあまり学校に拘束されません。高校時代いろんな科目の授業がぎっしりあり、内容を一つ一つ納得していく時間がなく不満に思っていましたが、大学ではひとつのことを余裕をもってゆっくりじっくり考えることができ、とても有意義でした。周りからあまり結果を要求されないこの時期はとても稀少で貴重のように、卒業を前にして思います。この先こういう時間がどんどん減っていくかと思うとちょっと寂しい気がします。まだ大学生活が残っている方、それぞれの納得のいくよう思う存分満喫しちゃってください。 |
|
よく学びよく遊ぶ
飯 田 裕 果(いいだ ひろか) 四年間の大学生活を振り返って思うことはよく学びよく遊んだということです。学科や研究室では、気の合う同級生や頼もしい先輩、そして熱心な先生方に恵まれ、興味ある分野を学ぶことができました。また、サークルではそれまで経験したことのなかったスキューバーダイビングに挑戦し、自然の素晴らしさに触れると同時にその大切さを改めて実感することができました。その感動を仲間たちと共有することができたことはとてもよい思い出です。様々な場所で数多くの人に出会えたことが、私自身を成長させてくれたのだと思います。 大学生活は本当にあっという間です。是非、多くのことに興味をもち、どんどん挑戦してください。そして、そこでのいろいろな人との出会いを大切にして「よく学びよく遊ぶ」有意義な大学生活を送ってください。 |
医学部 | |
野球大会!
大 谷 直 嗣(おおたに なおつぐ) 医学部医学科では一クラス百人が六年間をともに学びます。一つの教室で講義を受け、ともに試験に苦しみ、遊び、そして酒を酌み交わしては共に語らいあった同級生は、苦楽を共にした仲間、学友です。これほど長く濃密な時間を共有するというのは、他学科の学生にはない貴重な経験だったと思います。そんな楽しい学生生活も残すところあとわずかとなった十二月、六年生が集まり贅沢にも広島市民球場で(!)野球をやりました。卒業後は広島を離れ、日本中あるいは外国で医師や研究者として活躍する人もいることでしょう。けれども、カープが優勝し、市民球場での胴上げが実現したときには、広島大学で学び遊んだ日々を思い出し、ちょっと誇らしい気分になれることでしょう。 |
|
後輩へ
石 部 幸 恵(いしべ ゆきえ) 広島大学に入学してからの四年間は、あっという間に過ぎてしまいました。大学生活は、オリキャンに始まり、三年生前期までは机上での勉強を中心に、そしてそれ以降は、臨床実習を中心にして、看護について学びを深めてきました。 臨床実習の中でも、賀茂の病院に、実習グループの友達と泊まり込みで行った精神科の実習は、特に印象に残っています。毎日、実習後、みんなで夕食を作って、食べて、その直後におやつの時間でした。 大学生活というのは、長期休暇がたくさんあるというのも大きな特徴の一つだと思います。アルバイトをしたり、友達と国内・海外旅行を楽しんだり、この時しかできないことがたくさんあると思います。 最後になりましたが、四年間私を支えて下さった多くの方々、本当に有り難うございました。 |
歯学部 | |
新たな旅立ち
松 浦 歩(まつうら あゆむ) 長いようで短い六年間でした。歯学部は広島大学の学部の中では学生数が最少の学部であり、私が入学した当時の定員は六十人でした。その出身地は様々であり、また、年齢層も幅広く、同じ学年であっても敬語を使うことなどに入学当初は些かの戸惑いや不安を感じることもありました。しかしながら、この六年間、ほとんどの講義、実習などにおいてほぼ毎日顔を合わせる中で、時には励まし、また時には喧嘩もしながら知らぬ間にその様な戸惑いや不安の念は払拭されていきました。また、人数の少ない学年の必然として人間関係は狭くなってしまいましたが、その分だけ一層接する機会も多く、とても深い人間関係を築くことができたように感じられます。学年が上がるにつれて、ともに学び、ともに過ごしてきた友人たちの存在がとても大切に思えるようになってきました。私たちの卒業後の進路としては、開業医への就職、大学院への進学、或いは研修医であり、その進む地域も全国にわたり、それぞれがそれぞれの考えの下に進んでいきます。しかし、その中でも今まで培ってきた友人関係がこれからも普遍のものであり続けると確信しています。在学生のみなさんもどうか今の友人関係を大切にしてください。これから先、様々な事があると思いますが、楽しい事はもちろんのこと、不安や悩みまでも分かち合い、人間関係を深めていってください。 最後になりましたが、至らぬ私たちをご指導、お導き下さった諸先生、看護師、歯科衛生士、歯科技工士、学部及び附属病院の職員の方々に厚く御礼申し上げます。まだまだ未熟未完成の私達ゆえ、卒業後も、ご指導ご鞭撻くださいますよう、よろしくお願いいたします。 |
工学部 | |
四年間で得たこと
大内田 真智子(おおうちだ まちこ) 「何か一つだけでも完全にやり遂げて卒業してやるぞ」。そう決意を抱いて入学してから早四年が過ぎようとしています。この四年で多くの人に出会い、いろいろなことに挑戦してきました。 特に、私を成長させたのはラクロス部での四年間の活動です。つい先日、私たち四年生は中四国ラクロスリーグ戦を終え、大学生活のラクロスを引退しました。ちょうどよい機会ですので、四年間のラクロス生活を少し振り返ってみようと思います。ラクロスはほとんどの人が大学から始めます。最初はパスキャッチの毎日でした。朝早く起きて授業の前にパスキャッチ。空きコマを見つけてパスキャッチ。家に帰って寝るときもイメージでパスキャッチ。常に仲間と互いに切磋琢磨してがんばってきました。時には仲間と意見をぶつけ合うこともありました。一年生の時の新人戦での話です。私たちは二回戦で相手に手も足もでず完敗しました。その時は、チームの中で一人一人の目指すものや試合に対する意識の違いを統一するため、喧喧囂囂の討論を朝まで行ったことを記憶しています。今では楽しかったことばかりではなく、このようなつらかったことも全てよい経験です。ラクロスをやっていてよかったと心から思えます。 最近、体育会の中で同好会から部に昇格したそうです。私たち四年生が一年生の頃はまだサークルだったこのクラブが、体育会に認めてもらい、同好会を経て、部に昇格するまで、仲間と共にがんばってきました。この努力は将来きっと何かの役にたつと信じています。 ラクロスを含めこの四年間、私は貴重な教訓を得ました。その一つに、どんな経験でもいつかは必ず自分の糧となることです。後輩の皆さんはどんな些細なことでも挑戦していく心をもって過ごしてほしいと思います。私もこれからの大学院二年間、さらに多くのことに挑戦していくつもりです。 |
生物生産学部 | |
学生生活を振り返って
橋 本 知 佳(はしもと ちか) 端 直 美(はた なおみ) 迷いと期待を胸に入学して早四年、その四年間というのは入学したての頃のこともすぐにリアルに思い出せるほどあっという間だったような、でもそんな思い出が四年分ぎゅっっと詰まったとても大切な時間でした。好きなことを探して、いろいろ悩むこともありましたが今思うと、一番いい道を選ぶことができたと思っています。何よりも、大学時代に得られた友人というのは、生涯を通しての宝となるでしょう。私たちは大学院に進みますが、四年生になり研究を始めて一生懸命に考え、取り組むことの楽しさがわかってきました。あと二年間でどれだけ自分の内面を磨き、人間的に成長できるかは私たち自身にかかっています。妥協せず、自分に厳しくがんばっていきたいと思います。 |
|
大学生活を振り返って
出 井 正 道(いでい しょうどう) 入学時は何もかもが初めてでワクワクの連続でした。ですがそれにも慣れてくると自分が置かれている環境の中だけで生活していました。それはそれで楽しかったのですが、考え方や物事の見方が狭くなってしまうことに気づきました。そこでママチャリで西条から九州まで野宿しながら行ってみました。そこで得た達成感は自信になったし、そこで出逢った人と語り合ったことは自分にとってよい刺激になりました。漠然としていても、楽しいと思えることに純粋にチャレンジすることで新しい視野が広がると僕は感じました。今後どんな環境に置かれてもこの経験は僕の支えになると思います。みなさんもやりたいことなら何でもチャレンジしてみては如何ですか?自分が輝ける場所は絶対にあるはずです。人とは違う花を咲かせてください。最後に、支えとなった先生方、バイトの仲間、スケート部のみんな、友人、そして親友との出会いに心から感謝します。 |