広報委員会では、本誌の基本的な編集方針と投稿規定を次のとおり定めております。皆様からのご投稿をお待ちしております。

★編集基本方針
1.本学の責任機関の意志あるいは決定された内容の伝達と周知
2.本学の状況についての報道と資料の提供
3.本学にかかわる意見の交流

★投稿規定
1.本文の文字数は千六百字以内(写真、図は一枚を二百字と換算)とし、できるだけ写真や図を入れてください。また、本文の他に、二百字程度でリード文(本文の概要、投稿の動機等)を書いてください。
2.原稿は「です・ます」調で執筆してください。
3.原稿にはタイトルをつけ、写真や図にはキャプション(短い説明文)をつけてください。また、本文には、適宜小見出しを入れて読みやすくしてください。
4.原稿は、原則としてメールで送付してください。
5.原稿は原則として掲載します。ただし、特定の個人及び団体を誹ぼう中傷する原稿または本誌の目的に照らして不適当と思われる原稿は、掲載しません。
6.採否は広報委員会で決定します。なお、文章を一部手直しさせていただくことがあります。
7.提出された原稿は、掲載の有無にかかわらず、返却いたしません。

本誌に関するご意見・ご感想をkoho@hiroshima-u.ac.jpまでお寄せください。


編集後記

  今年四月一日に国立大学法人広島大学が始動しましたが、みなさんの周りではどんな変化が起こっているでしょうか。本誌では、昨年十月号で「国立大学法人化前夜」と題する特集を行ってから、毎号、何らかの形で法人化問題を扱ってきました。その中で、法人化に際しての「改革」には、しなければならないことと、したいからすることが、混じり合っていることが浮かび上がってきました。前者は全国の国立大学に共通ですが、後者は広島大学の独自性・個性が発揮でき、「ありたい姿」として示される大学の見識が問われるところです。実際の法人化後、はたしてありたい姿へ一歩でも近づいたでしょうか。四か月くらいで評価をするのは早計ですが、バラ色の法人化は色あせ、「現実」への対応に苦慮している場面がいろいろ生じているようです。
 法人化は大学運営の機能分担を副学長に担わせることになりました。本号の特集では、その副学長にお集まりいただき、大いに大学について語っていただきました。録音をそのまま文字にすると、四万字を超えましたが、スペースの関係でほぼ四分の一にまとめざるを得ませんでした。お読みいただけばすぐにわかるはずですが、この座談会は、よく外部向けの広報誌にあるような、トップがタテマエばかりをかっこよく語るというものではありません。オフィシャルな広報誌でありながら、ジャーナリスト的視点から独立して独自に編集していくという、現在の広報委員会で作る『広大フォーラム』のおもしろいあり方(中途半端、どっちつかずという見方もあります)がよく表れたものだと言えましょう。
 来年度からの広報誌のあり方は、現在、広報UI戦略会議で議論されています。二度目の副委員長の私は今の『フォーラム』作りの仕事を任期の終わりまで、誠実にこなしていきたいと考えています。
 (広報委員会副委員長 平野敏彦)


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