ちょっとずつ自分が成長したことが分かる。 そこが面白いですね。 |
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「先生や学生から注文を受けて、理学部などが化学実験で使うガラス器具の製作をしています。フラスコやビーカー以外にも、市販されていない特殊な形の製品も作りますね。また、先生や学生を対象にしたガラス工作の講習会も開催しています」。 そんな藤原さんに普段の仕事の様子を見せてもらいました。「ごぉぉ」という音をたてて噴き出すバーナーの炎で熱せられたガラスは赤や黄の光を放っています。高温で溶けた筒状のガラスに息を吹きこみ、指先でくるくる回す作業を繰り返して形を作っていくようです。藤原さんは、広大に採用になるまでは全くガラスを扱ったことはなかったそうです。 「最初のうちは初めての作業なのでどんどんいろんなことが出来るようになりました。でもある程度出来るようになっ
『好きこそ物の上手なれ』という言葉があります。より良いモノ、自分が納得できるモノを作ろうと努力している藤原さん。ほんとうにモノ作りが好きなんだなあと感じさせてくれる方でした。
取材・執筆 江藤龍弥(総合科学部三年)
*このコーナーでは、広大で働いている職員にスポットをあて、学生広報スタッフが取材を行い、その方の人柄や仕事内容などを紹介します。 |