『広大フォーラム』は本号(通号386号。271号までの名称は『学内通信』)をもってついに最終号を迎えました。本号は卒業生・修了生・退職者の特集号ですので、12月号で『広大フォーラム』のこれまでの歩みを特集した総括を行いました。配布が冬休み前になったために、寄せられたモニター意見は10件(学外者1、教職員7、学生2)にとどまりました。 ◎特集「さらば『広大フォーラム』」 「フォーラムの歴史、作る人の話を見て以前より興味が持てた」、「歴史の重みが分かり、大変よかった」、「広報誌への力の入れ方を感じることができた」、「最終号ということで今までのまとめにふさわしい良い誌面作りであった」、「お別れする感傷もこめて今までで一番いい特集でした」など、過分のお褒めをいただきました。「コンテンツも充実した情報誌であり廃刊は残念です」という意見もありましたが、「今後の広報誌にも期待しています」、「新年度からも素晴らしい内容の提供をお願いします」、「ターゲットを絞ることで一層充実した内容を期待します」といった新広報誌への期待も寄せられています。ただ、「分冊化するメリットがよく分かりません」という意見もありました。 ◎興味深かった記事 特集を別にすると、「『おやじの唄』に寄せて」が好評でした。ページをパラパラめくっていてふと目にとまるイラストが効果的だったようです。 ◎読みにくかった記事 「開かれた学問」と「広島大学における学術情報基盤の整備」をあげるモニターが多くいました。後者には要領よくまとめられていたという意見もありましたが、いずれも内容のややこしさが読みにくさの原因のようです。 ◎その他 「留学生の眼」、「職員のお仕事拝見」、「小耳を拝借 学生リポーター通信」などの連載コラムは、新広報誌でも継続してほしいとの意見が多数寄せられています。 ◎終わりに 「モニター意見」も今回が最終回です。『広大フォーラム』では、今年度、学外者9名(うち1名は名誉教授)、教職員25名(うち、教員12名、教員以外の職員13名)、学生12名にモニターをお願いし、発行の都度、ご意見を伺い、誌面に反映させるよう努力してきました。四月以降の新広報誌は、これまでのような『広大フォーラム』一誌ではなく、(偶然にも)このモニターの三区分に応じて、学生向け、教職員向け、外部・保護者等向けの三誌に分けて発行されます。それぞれについてこのような「モニター意見」が企画されるかどうかは未定です。この場を借りて、貴重なご意見をお寄せいただいた歴代のモニターのみなさんにお礼申し上げます。 |
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