図書館からのお知らせ
外国語雑誌目次データベースの検索利用サービス




 図書館では「図書館の電子情報化」の一環として、すでにOPAC(図書・雑誌オンライン目録)、医学関連のデータベースであるMEDLINE(CD−ROMサーバ)、図書館ホームページ等を提供しご利用いただいておりますが、新たに六月二十三日から「外国語雑誌目次データベース検索システム」の利用サービスを開始しました。
 「外国語雑誌目次データベース検索システム」とは、オランダのスエッツ社が取り扱っている世界の主要な外国語の学術雑誌約一四〇〇〇タイトルの目次情報をデータベース化し検索利用サービスに提供するシステムです。
 データベースの内容は名称が示すとおり目次が主体で、(1)「雑誌名」、(2)「巻号」、(3)「論文名(目次)」、(4)「著者名」、(5)「発行年」、(6)「ISSN」、(7)「データ更新日」、の七項目で構成されています。したがって論文そのものや抄録等の詳細な文献情報は収録していません。
 分野的には理工医学系の雑誌が主となりますが、人文社会科学系雑誌についても全体の三割強が収録され、主要な雑誌はかなり包含されております。したがってバランスの大小はありますが、ほぼ全分野にわたって目次情報を収録しており、分野を問わずご利用いただけるかと思います。
 収録範囲は一九九五年から現在までです。ただし、システムの容量等から累積データは最大過去五年分に限定されます。
 このシステムには次の三つの特色ある機能があります。

(1)新着情報自動提供機能

 予めシステム上で検索式を登録しておけば新着目次データがデータベースに累積される毎に自動検索し、該当する目次情報を電子メールで届ける機能です。特定の雑誌の最新目次情報が定期的に欲しい場合や、特定の単語を持った最新目次情報が定期的に欲しい場合等に活用すれば非常に便利な機能です。
 この機能を利用すれば雑誌が手元になくても自分の欲しい文献が常時把握でき、利用者の利便性は高くなるものと思われます。また近年の外国雑誌購入価格の高騰は限られた予算での継続購入が極めて困難となってきており、資料の共同利用化による有効利用の推進が避けられない状況となっています。この機能はこうした面においても大きな効力を発揮できるものと考えております。


(2)OPACとの連動機能

 この検索システムは、現在皆様に活用していただいているOPACシステムにリンクする機能を持ち、目次データベースを検索して得た目次の掲載雑誌が学内のどこに所蔵されているかタイムリーに検索確認することができます。


(3)文献複写申込み機能

 検索して得た目次の掲載されている雑誌が所属キャンパスに所蔵していない場合に、システム上でタイムリーに文献複写の申込みができる機能です。図書館では申し込まれた論文の複写物を他のキャンパス、他大学等から取り寄せた後、申込者に電話等で連絡いたします。
 この検索システムはWWWブラウザで利用します。URLは次の二種類です。

1. 図書館ホームページから利用する場合
  http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/

2.  直接検索システムを利用する場合
  http://contents.lib.hiroshima-u.ac.jp/

 システムは年末年始を除き原則として24時間利用可能です。また週一回の頻度で新着データが累積更新されます。


利用に関する問い合わせ先

中央図書館 内線六二一六(参 考 調 査 係)
東図書館 内線六二二六(情報サービス係)
西図書館 内線五五○六(情報サービス係)
医学分館 内線二○二三(情報サービス係)

システムに関する問い合わせ先
 中央図書館 内線六二一八(情報システム係)



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