読売新聞社主催「全日本高校・大学生書道展第二回展」
全国高校・大学生書道展賞・墨運堂賞受賞



 八月十九日(火)から二十四日(日)までの間、大阪市立美術館で開催された「全国高校・大学生書道展第二回展」で、書道部の谷本直子さん(文学部三年生)が漢字部門三五〇名の中から「全国高校・大学生書道展賞・墨運堂賞」を受賞されました。
ご本人曰く、
「今回は『書譜』という作品を畳一畳分の大きさの紙に臨書しました。『書譜』は唐の孫過庭によって書かれたものです。この『書譜』は、書芸術の価値と書を学ぶ上での理念を論じている点で、中国における代表的書論であるだけでなく、草書の最良の手本の一つとして最も基準的な作とされています。
 この作品を臨書するにあたって、内容を理解して書くことと、中心線と行間を整えることを心掛けましたが、まだまだ未熟な点がありますので、さらに精進したいと思っています。」

墨運堂賞受賞作品

広大フォーラム29期4号 目次に戻る