地域に開かれた産業,技術の高度化を考える研究開発拠点 
  株式会社 広島テクノプラザ 
 Hiroshima Technoplaza Corporation (HTP) 

 

沿革

写真  広島テクノプラザは、二十一世紀に向けて、新たな技術立県の構築を図るため、県内の先端技術の研究開発拠点となる中核施設として、研究開発、人材育成、産・学・官交流促進などを支援する機能を備えた総合的な施設を整備し、地域産業の高度化を促進することを目的としている。
 広島県、地域整備振興公団、東広島市およびマツダ、中国電力、広島銀行、シャープ、官公庁、三団体、民間企業六十七社の出資により、平成四年三月から実質的に事業を開始した第三セクターである。


事業概要

 先端技術の研究開発拠点として多彩な機能で産業の高度化をバックアップする。具体的には、次のような事業を行っている。

(1)研究開発業務並びにその受委託
(2)人材育成事業の企画および開催
(3)研究室、研修室、会議室等の施設の賃貸および管理運営
(4)電子機器、理化学機器、計測機器等の賃貸
(5)技術指導、技術相談および情報提供など



施設概要

 EMC(Electro-Magnetic Interference)センター(電磁環境測定施設)、情報処理施設、機械電気測定施設、材料試験施設、分析解析施設、CG工房、研修実習用機器、インテリジェントビルシステム、宿泊室(二十八室)等。特に、大型電波暗室は、西日本で最大規模の電磁波障害試験、測定施設で、電気、電子製品 から出る電磁波の強さ等の測定が行われている。


十メートル法電波暗室

写真
 日本や世界各国の規格に基づく十メートル/三メートル法の測定が外来電波や天候に影響されることなく正確・迅速にできる。また、直径三・五メートル、荷重二トンのターンテーブルで大型機器の測定もできる。そ の他、各種イミュニティ試験が可能。


◎所在地・連絡先

   〒七三九
   東広島市鏡山三丁目十三番二十六号
   電 話 〇八二四(二〇)〇五〇〇
   FAX  〇八二四(二〇)〇五〇一



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