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APEC研究センター・シンポのご案内
APEC研究センター・日本コンソーシアムの第三回研究集会が十二月十三日〜十四日に広島大学で開催されます。参加くださいますようご案内申し上げます。
(大学院国際協力研究科長 山下彰一)
「APEC研究センター・日本コンソーシアム」は、一九九三年シアトル首脳会議の宣言を受けて、加盟国内にAPEC研究センターを設けることが合意され、設置されました。日本では一九九五年、神戸大学・埼玉大学・名古屋大学・一橋大学・広島大学・横浜国立大学の六大学とアジア経済研究所、日本国際問題研究所の二研究所で「APEC研究センター・日本コンソーシアム」が結成され、その後数機関が参加しました。また日本コンソーシアムは各国のコンソーシアムと連携をとりながら研究を深めています。
プログラムの一部ご紹介
【シンポジウム】
「APEC諸国の持続的発展と環境協力」
日時:十二月十三日(土)
午後三時〜五時三十分
場所:総合科学部K一一○号講義室
基調報告=松岡俊二(広大)
パネリスト=加藤峰夫(横浜国大)
荒井真一(地球環境センター)
陳 立 民(中国・復旦大学)
モデレーター=山下彰一(広大)
【研究発表】
十二月十四日(日)
◎午前の部
午前九時三十分〜午後十二時
分科会「新地域主義とAPECの貿易」
場所:総合科学部K一○四講義室
「一九九七年APECとAPEC研究の課題」 山澤逸平(一橋大)
「不完全競争と産業内貿易 アジア・太平洋地域十三か国・地域における実証分析」 黄雪峰(横浜国大)
分科会「APECの法と外交」
場所:総合科学部K一○五講義室
「APECと太平洋島嶼諸国」 小柏葉子(広大)
「APEC閣僚会議開催に向けてのオーストラリア外交」吉澤佳子(慶応大「ASEAN新興国の外資法にあたえるAPEC投資原則の影響」 金子由芳(広大)
◎午後の部
午後一時三十分〜三時三十分
分科会「人材育成と中小企業」
場所:総合科学部K一○四講義室
「アセアンにおける中小企業育成の現状と課題」 刈込俊二(アジ研)
分科会「金融改革と情報化」
場所:総合科学部K一○五講義室
「ASEANの金融改革と地場銀行の対応」 奥田英信(一橋大)
「タイの通貨危機のインドネシア経済への影響」小松正昭 (広大)
「APEC地域におけるEDIの進展」 大塚英作(横浜国大)
参加申し込み先
〒七三九 東広島市鏡山一丁目七−二
広島大学大学院国際協力研究科(中逵)
TEL ○八二四−二四−六四一三
FAX ○八二四−二四−○七五四
広大フォーラム29期5号
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