感謝

 大濱 盛人(おおはま もりと) 附属学校部

〈部局歴〉
  昭和31・8 皆実分校
    36・3 分校
    39・4 教養部
    43・5 医学部
    47・4 工学部
    54・4 学生部入学主幹付
    57・4 歯学部
    59・4 総合科学部
    61・4 学生部教務課
  平成3・4 歯学部
    4・4 医学部
    7・4 附属学校部
 


 昭和三十一年広島大学に奉職以来、四十一年あまりが過ぎ、いま定年を迎えようとしております。
 浅学非才な私が、ここまで勤めてこられたのは、これもひとえに良い環境のもと良き上司、先輩、同僚、後輩の方々をはじめ諸先生方のご指導、ご支援のたまものと心から感謝いたしております。
 在職中の思い出は、それぞれの職場で多々ありますが、中でも印象深いことといえば、昭和四十四年の大学紛争での医学部の連日連夜の団交、工学部での学部改組並びに博士課程設置、学生部での入試業務、総合科学部での博士課程設置、医学部での献 体業務(白菊会)などに係わることができたこと。そして、現在、附属学校部で初中教育のあり方など貴重な体験ができたことです。
 仕事以外での私の一番の思い出といいますと、広島大学野球部に属し、野球に明け暮れた若き日々です。試合や合宿練習で、多くの立派な仲間に巡り会い、裸のつきあいができ、仕事にスポーツに生かすことができたことです。
 そして、昭和三十九年国立大学として初めて全国官公庁野球大会に出場できたこと。それに、還暦を迎えてまでボールを握ることができたことが、私にとって忘れることのできない思い出になるでしょう。
 最後に、大学改革の波が押し寄せる中、広島大学のますますの発展と皆様方のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。



平成9年10月の人事院ソフトボール大会に出場した附属学校部チーム(筆者前列中央)



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