振り返れば…

 柴田 昌敬(しばた まさよし) 経理部経理課 

〈部局歴〉
  昭和31・6 会計課
    39・4 経理部主計課
    49・4 (国立江田島青年の家)
    51・10 医学部附属病院
    55・5 経理部経理課
    56・4 経理部主計課
    61・4 経理部経理課
  平成元・4 医学部附属病院
    元・5 医学部
    4・4 施設部企画課
    6・4 歯学部
    7・4 経理部管財課
    8・4 経理部経理課
   
 


 昭和三十一年に広島大学会計課に奉職し、以来四十一年が経過し、あと三か月で定年退職を迎えようとしています。
 四十年といえば長いようですが、過ぎ去ってしまえばあっという間でした。この間、学園紛争をはじめ、東広島市への統合移転といろいろなことがありました。学園紛争につきましては、今までに諸先輩が語ってこられていることなので省きたいと思い ます。
 統合移転が始まり、昭和五十六年度の工学部の移転を皮切りに次々と学部の移転が行われましたが、人事異動のいたずらと言ってよいのでしょうか、学部勤務の乏しい私にとっては移転作業は「蚊帳の外」と言った感がぬぐえず、「これでは広島大学唯 一の東広島勤務未経験者となるのでは」と思っていたのですが、幸か不幸か事務局勤務となり、広島大学最後の移転を経験することができました。
 また、定年前の者にとっての一時間四十分という通勤時間はいささかきつく、特に冬の通勤は身に堪えましたがいい思い出になりました。
 とりとめのないことを思いつくままに書き、誌面を汚しましたことを深くお詫びいたします。
 最後になりましたが、広島大学のますますのご発展を心からお祈りします。



今は懐かしい東千田の本部庁舎前で(筆者前列左から4人目)



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