Q:これなんだろう。 A:大学から排出されたプラスチック類,廃試薬瓶,焼却残灰を利用して作成した遊歩道用タイルです。 Q:どれくらいのごみでこのタイルを作成したの。 A:湿潤焼却灰330キロ(乾燥灰として65キロ,東広島キャンパスから排出される2日分),廃試薬1,900キロ(東広島キャンパスから排出される45日分)、プラスチック類650キロ(東広島キャンパスから排出される6日分)で、400枚の遊歩道用タイル(300×300×50ミリ,2,600キロ)を作成しました。 Q:施工はいつ,誰が,どこへ敷設したの。 A:平成9年12月10日に施設部のお世話により,桜並木の通りの一部に敷設いただきました。桜の開花期にはこの遊歩道を利用ください。 Q:遊歩道用タイルはどのような行程で作成したの。地球にやさしいの。 A:廃試薬瓶,焼却残灰を砂状にまで破砕し,180度くらいに温め(燃やさない),プラスチック類を投入し,溶融・混練し,型枠にはめて作成しました。決して燃やさないで溶融・混練しているのでダイオキシン発生は極力低減できています。 Q:他にどのような試験研究をしているの。 A:重金属類の溶出試験,各種植物に及ぼす影響,耐久試験などの実証試験をしています。 Q:この遊歩道用タイルについてなにか一言。 A:実践・実証的試験研究は教育研究学内特別経費(処分困難な廃棄物のリサイクルと植物散策路の敷設に関する実践・実証的研究)によるものです。 |
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