酒蔵
   誰はばかることもない
   明るい初夏の太陽が、西に傾くと
   酒蔵の白壁が、微かに茜色に染まる  
   夕暮れの一ト刷けの寂しさに
   うっすらと心に陰が落ちる


(作品提供及び解説 東図書館 景山 満子)



広大フォーラム30期1号 目次に戻る