お知らせ |
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賀茂台地を駆け抜ける ─フェニックス駅伝のお知らせ |
広島大学レクリエーション委員会 不死鳥発行ワーキンググループからのお知らせ |
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森戸祭に行こう!! |
第二十三回広島大学平和科学 シンポジウムの開催について |
今年、大学院国際協力研究科を拠点とするボランティア組織「グローバル・ソサエティ」が結成されました。 社会文化、経済、教育、環境、政治的な視点から国際協力・開発に関する話題を、政策立案レベルで、ここ広島から世界に発信していこうというのです。メンバーにはオーストラリア、アフリカ、ラテンアメリカ、中東、西欧、北米、ロシア、中央アジア、東南アジ ア、東アジア出身の多彩な顔ぶれです。この団体は、少しでも多くの人に国際協力・開発問題に関心を寄せてもらえることを目指すと同時に、こうした問題に取り組んでいる者同士の対話の場を作ろうとしています。 * * 世界にまたがるネットワークを作るために、毎年一回、国際協力・開発問題にさまざまな分野で勤しんでいる学生や研究者らが参加できる会議を(十一月二日の大学祭で第一回会議を開催)催し、国際協力・開発をテーマにした雑誌『Ishiki』(隔月発行)を発行します。 この雑誌は、あらゆる立場の人間が、多様な視点から身近でわかりやすい開発問題を、易しい表現とスタイルで書いています。が、建設的な研究方法により、途上国が効果的な発展過程をたどるための一助となることも目指しています。もっとも、この活動自体がも う一つの国際協力活動でもあります。 タイトル『Ishiki』は、日本語の「意識」、英語の"The Consciousness"にちなんで命名され、記事は日英両語で書かれています。広島から国際社会への発信装置として、新しいネットワーク作りに、すでに学内のみならず国内外からも多くの期待と支持が寄せられており、テレビや新聞でもすでに紹介されています。 この活動は、IDEC院生のヒラリウス・コスタの呼びかけで始まりました。彼はバングラディシュ出身の元ジャーナリストで、本学のさまざま人と意見交換を重ねるうちに雑誌発行を思い付き、多国籍で個性的な仲間を集結させたのです。彼はいま編集長として『 Ishiki』第一号発行の陣頭指揮をとっています。 * * グローバル・ソサエティは、今後プロジェクト主体のボランティア組織として、日本国内外にその拠点を広げ、二〇〇一年までに雑誌『Ishiki』が、世界中の開発活動関係者の手元に届くことを目指しています。興味がある方、ぜひ一緒にやってみませんか。 文・杉本麻衣子(Sugimoto, Maiko) 大学院国際協力研究科博士課程前期二年 問い合わせ先:大学院国際協力研究科 グローバルソサエティ TEL(〇八二四)二四−六九〇五 e-mail: global@ipc.hiroshima-u.ac.jp |