|
「出口(就職)問題からみた教育改革への提言」に関する中間報告
学部名 | 教育目標の明確化、具体的な到達目標 | 教育内容(授業教育方法) | 入試のあり方 |
総合科学部 | 新しい領域に対する知的関心、基礎科学、情報収集・分析応用力、自己提示能力の育成 | ・プログラムによる教育体制の検討 ・新しい科目分類と文理を越えた科目の新設 ・総合科学ゼミの開設 |
・後期日程の配点の改善 |
文学部 | 学習者重視と基礎的総合的な教育。人文科学分野の幅広い基礎学力と専門知識を有し、人間性豊かな個性的な人材を養成。 | ・インターンシップ制度の導入 ・「情報科学」「実用英語」の開設 |
総合学科からの推薦入試の導入 |
教育学部 | 1学部1研究科に向けて検討中。 | ||
学校教育学部 | |||
法学部 | 合理的かつ理性的な紛争解決をもたらす能力の育成。地方公務員、国家公務員沁試験、司法試験に合格できる学力、大学院進学、法務に関する実務能力 | ・ケースメソッド方式や討論形式 ・フィールド・ワーク等の授業形態の取り入れ、厳格な成績評価 |
・高校カリキュラムを踏まえた入試 ・入学後の教育の重視 |
経済学部 | 幅広い教養を身につけさせ、社会的及び対人的に柔軟性と適応力のある人格形成。経済・経営センスをもつ人材育成。 | ・学生の進路希望の実現に役立つ科目の開設(学外の実務家) ・職業意識啓発のための講義 ・夜間主コースにおける実践的な授業科目の開講 |
・高校カリキュラムを踏まえた基礎学力重視の入試 ・推薦入試の導入(昼間コース) ・資格試験合格者を対象とした推薦入試の検討 |
理学部 | 自然科学の基礎を修得し、真理探究への鋭い感性を持ち、幅広く深い教養に根ざした総合的判断力を持つ人材の養成。複合的専門知識を持つ人材の養成。 | ・少人数セミナーの導入や受講時期の自由化 ・受講選択自由度の拡大 ・教職免許取得のためのカリキュラム検討 |
理科1科目が妥当かどうか検討 |
医学部 | 豊かな人間性と幅広い教養を持つ専門職業人。科学的思考力と創造性に富む人材の育成。医師、薬剤師、医療職国家試験の合格。 | (医学)各講座の特性を生かした講義、実習 (薬学)実験実習、病院実習等を充実させ研究・病院実務の実際面の理解 (保健)講義偏重を避け、自己学習の習慣化やコミュニケーション能力の育成 |
(医学)学力試験のみによる入試の見直し (薬学)基礎学力と幅広い興味と積極的学生受入れのための推薦入試の導入 (保健)教育目標達成のための選抜方法の検討 |
歯学部 | 総合的知的能力と問題解決能力を備えた人材の育成。 高度の医療技術を有する歯科医師の養成 |
・基礎実習科目は実習形式、一部の科目はチュートリアル教育を、臨床実習などは実践教育 ・教育効果把握のための学生による評価を実施 |
・推薦入試及び後期試験における面接試験の導入 |
工学部 | 創造力豊かな人材の育成。人・社会・自然との関わりを重視した教育。基礎学力に基づく理論的思考力の養成。 | ・知的自由な教育環境の創造(アドバンスト・プレイスメント制度、研究室参加型講義の実施) ・演習科目の充実 ・学部共通科目の開設 |
|
生物生産学部 | 幅広い視野と基礎学力・応用展開能力を身につけた人材の養成 | ・学生による授業評価の制度化 ・各学年次生での履修単位数の設定 ・成績評価等の厳格化 ・卒業研究の水準の厳格化 ・「学部就職型」「大学院進学型」のカリキュラム編成の検討 |
・総合学科、専門高校からの推薦入学の実施 |