編集後記
★ 新入生諸君、ご入学おめでとう!この八号は「新入生へのメッセージ号」なので本来「第一号」と銘打つ方がふさわしいと思いますが、新しい編集委員会がスタートしてからでは本号が間に合わないため、伝統的に前の編集委員会が最後の仕事として編集・出版する慣例となっているわけです。これから本学で学ぼうとする諸君に何らかの教訓または指針になればと願っています。
★ 本誌はこれまで十数回にわたって本学の施設紹介を連載してきましたが、主な施設はすべて紹介し終えました。したがってこの連載を打ち切り、本号から理学部の改組再編を皮切りに、新たな連載「二十一世紀に向けて・・・部局は」を始めることにしました。
わが国で大学改革が叫ばれてすでに久しいが、本学でも各部局で改革、再編に取り組んでいます。その進み具合いはそれぞれさまざまです。すでに改革の骨格が固まりつつある部局から順次取り上げて連載してゆきたいと考えています。
★ 昨年四月から二年間にわたる広報委員としての仕事がこの号の発刊をもって終了します。特に委員長としてのこの一年間を無事に終えることができたのは、ひとえに積極的に活動して下さった副委員長はじめ各広報委員のお陰であり、また総務課広報調査係の方々に支えられたからであります。心からお礼を申し述べます。来期からも一層立派な広報誌づくりを目指して努力してもらいたいと願っています。
(第30期広報委員長 井上 研二)
一年間の短い間でしたが、編集の仕事に参加させていただき、さまざまな点(例えば、原稿を書くことよりも、お願いすることの方が大変だと知ったこと)で勉強になりました。最も嬉しかったのは、卒業生・大学院生など若い方々の新鮮な感覚で書かれた記事を紹介できたこと、残念だったのは、原稿をお願いしたかった方々のほんの一部にしか、実際に執筆を依頼できなかったことです。これからも機会があれば、投稿などの形でフォーラムにかかわっていきたいと思っております。
(第30期広報委員 酒井 弘)
原稿の締め切り日から開放されほっとしています。いつも原稿が遅れ気味でしたが、広報調査係のスタッフの方々のおかげで無事役目を終えることができました。改めて、お礼申し上げます。
当委員になった最大の収穫はフォーラムをよく読むようになったことです。依然は学生と同様パラパラめくる程度でしたから。また、モニターの方々の意見は、編集という枠組みを超えて大変参考になりました。「モニターから」はわずかな誌面ですが、ここに掲載できないたくさんの意見が寄せられ、楽しく読ませていただきました。
全国広報紙コンクールの「最優秀賞」受賞がいつまでも続きますように。
(第30期広報委員 二神 かほる)
ちょうど一年前のこの時期に、思いもよらず広報委員を引き継ぐことになりました。これは、前委員が急きょ転出されたため、その交代を依頼されとことによるもので、まさに晴天の霹靂でありました。
確かに年間八回の発行はかなり大変でしたが、幸い、編集方針の枠組みがある程度でき上がっており、また、広報調査係の方からの強力なバクアップのお蔭で、なんとか任務を終えることができました。
フォーラムが発行されると、モニターからの意見が寄せられ、これらの要約が次号に掲載されています。これらの中には、編集を行っていく上で有益なものが多く含まれていることを痛感しました。その場限りの意見として終わるのではなく、今後大いに生かしていただけることを期待しています。
(第30期広報委員 藤越 康祝)
「フォトエッセイ」や「留学生の目」などの執筆を依頼した学生や教職員の皆さんの記事が掲載されると、私自身が広大フォーラムをより身近に感じた次第です。
学内広報誌としての重責を負いながら、読んでいただけるように工夫するといった編集の大変な努力は、一人でも多くの方が身近な広報誌として親しんで下さることを期待してのもの。広大フォーラムが多くの方からの投稿を受け、愛読され、ますます発展するように期待しています。
二年間いろいろお世話になりました広報調査係の皆様に心からお礼申し上げます。
(第30期広報委員 吉村 幸則)
広報委員を四年間務めさせていただきました。委員のなかで、一人、事務系職員ということで、当初はかなり緊張しました。しばらくして、「学長インタビュー」に越智委員長とともに伺った頃から、肩の力がぬけてきたように思います。
原稿依頼を快くお引き受けくださった執筆者の方々、また、バックアップしてくださった方々に心からお礼を申しあげます。
任期を終えてほっとするとともに、図書館職員では得られない貴重な経験をさせていただきました。
一人でも多くの人に、次号が楽しみと言われるような「広大フォーラム」であり続けてほしものです。
(第30期広報委員 吉田 二美恵)
一年間の予定が、学長推薦ということで二年間広報委員を務めさせていただいた。二年間、施設紹介「、施設は今」の定番ものを担当させていただいた。紹介する施設がだんだんなくなり、今期限りで終えることになったが、新たに「二十一世紀に向けて、学部は今」という定番ものをおこすことができ、一安心。特集もの「サイエンスパーク散策」も担当させていただき、一応、評判も良かったと自己満足。
任期を終えるにあたって振り返ると。月一回程度の委員会、原稿依頼、原稿校正、編集委員会、時にはインタビューなど、なにやらせわしかったが、かといって、「それほどのこともしていないな」という自己反省。事務の方のご奮闘に、また、お忙しい中寄稿して頂いた方々に感謝。ともかく、毎年のように最優秀賞を受賞する広大フォーラムの編集に携わることができて幸いであった。
委員になって広大フォーラムへの愛着が日増しに増す。新しく刷り上がったフォーラムに目を通すのが楽しみに。結構、情報通になる、勉強にもなる。もっともっと多くの方々がフォーラムの愛読者になっていただくことをお祈りし任期を終えたい。
(第30期広報委員 江坂 宗春)
二年間のあいだ、広報委員を勤めさせていただきました。
委員会の席やあるいはフォーラム作成の作業の中で、私のような若輩者が生意気でトンチンカンなことを申し上げてきたおぼえがいくつもあり、いま振り返ると赤面するばかりです。それでも広大フォーラムが内容のある見やすい紙面になるよう微力を尽くしてきたつもりです。
広報の重要性はこれからもいや増すことと思います。広大の広報活動及び広大フォーラムがよりよいものになることを願いつつ、とりあえず筆を置きます。
(第30期広報委員 岸塲 清悟)
編集委員会に参加させていただき、あっという間の一年であった。表紙とフォーラムギャラリーが私の担当であったが、そのほとんどを三根先生にやっていただいた。幸いだったのが、今期の最終号の表紙に東雲中学校の生徒作品を載せていただくということで、携わらせていただいたことである。
表紙というのは、とても不思議で表紙の雰囲気で中味の興味が変わってくるものである。今回の作品はその作品を見たときに不思議と「幸せ」を温かく感じることができた。読者にとってもきっとそう感じてもらえるのではないかと思い、この作品を選んだ。立体作品なので表紙に使うのは少々難しいところもあったが、またそれも新鮮な感じで読者に伝わるのではないかと思っている。
(第30期広報委員 三桝 正典)
一年という短い任期であったが、無事に任を終えてほっとしている。
この一年、編集委員を引き受けて感じたことは、地味で内容の薄い広報誌は広く安心して読んでもらえるということである。モニターからの手厳しい批判もあったが、立派な賞も頂き、まずまずであったと思う。本年度は一読者として、昨年度の編集作業を思い浮かべながら広大フォーラムを拝読したい。
(第30期広報委員 古島 幹雄)
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