センターでは年二回学内で、TOEFL模擬試験(Test of English as a Foreign Language: Institutional Test Placement)を行っています。前期は七月三日(土)午後一時から総合科学部L101号室で行います。
受験料は、正規のTOEFL受験料の四分の一の三千円です。模擬試験とは言っても、北アメリカの大学に留学する際のスコアの証明に使えないことを除けば内容・形式・採点方法ともすべて本物のTOEFL試験と同じ公認模試です。このスコアは、履歴書にも書くことができます。
昨年十二月には八十三人の広大生が、この試験を受け、平均点は四百八十八点、最高点は六百四十七点、最低点は三百六十七点でした。うち、五百五十点以上取った学生は十三人です。あなたもチャレンジして見ませんか。
なお、TOEFL模試に向け勉強したい人のために、外国語教育研究センター外国語第2自習室(西図書館一階)に、多くのTOEFL受験準備用教材(テープ・テキスト・CD-ROM)が用意されています。こちらも利用してください。
About my Speaking Classes Teaman, B., Assistant Professor, FLaRE
My students at first are entering a strange land that they are unfamiliar with: A foreign teacher who mostly speaks in a foreign language who asks them to do things that they have never even tried before. They are in a class which is not passive but active. You can learn ABOUT tennis by reading books, but you can't PLAY it until you practice with a real racket and real balls with a real partner. Speaking is also like this. Speakers must use their vocal tracts to produce meaningful utterances in a foreign language. My students are often reluctant to speak because they have never tried to before, but they soon find out the first day they can have a conversation in English. If you want to speak, you must speak, so my goal is make sure that my students are speaking and listening in real conversations at least half the time in the ninety minute class.
外国語教育研究センター FLaRE(Institute for Foreign Language Research and Education)は、広島大学における外国語教育の改革のためのシンクタンク機能を持つ学内共同教育研究施設です。二年前に発足しました。センターの主な役割は、(一)教養的教育科目外国語の企画・立案および具体的な改革案の提案、(二)外国語教育・教授法の理論的な研究とその裏付けに基づく教材開発、(三)学生の自学自習を支えるための環境整備と教育支援の三つです。また、発足時に総合科学部から引き継いだLL教室やCALL教室も管理・運営しています。
コンピュータを利用した外国語教育CALL(Computer Assisted Language Learning)の研究と実践やマルチメディア教材の開発、また自習用コンピュータルームの整備の面では国立大学の中でも先頭を走り、各方面から注目されています。改革案の提案という面でも、現在、学外語学検定資格を外国語の単位として認定する際のガイドラインづくりを行っています。
植木センター長曰く、「センターの目標は、広島大学の外国語の教育と研究をあらゆる面で、世界的な水準にすることだ。容易なことではないが、やらねばならない。」
これからも、ひとつずつ着実に結果を出していきます。今後とも、全学的なより一層の支援をお願いします。