西図書館の階段を登って玄関ホールに立ってみましょう。正面のガラスのドアの右側にひっそりと鉄の扉があるのを知っていますか?
この扉をくぐったところにあるのが情報教育研究センターです。一年生のみなさんは、ぜひここに来て、全員が自由にコンピュータを使いこなせるようになって下さい。「私は文系だから、コンピュータなんて関係ない」などと言ってはいけません。現代では、コンピュータ、特にネットワークにつながったコンピュータは、知的な大学生活を送るための必需品なのです。
広島大学の一年生のみなさん全員が、ワープロでのレポート作成、電子メールでのコミュニケーション、WWWを使って情報を集めたり、発信したりといった学生生活に必須の基本的な力を付け、さらに将来高度な情報メディアを利用することができるように情報教育研究センターが作られ、二年前から活動を始めました。「情報教育研究センター」という名前が長くて舌をかみそうなので、英語名Research Institute for Information Science and Educationの語頭を取ってRIISE(リーゼ)と呼ぶ人もいます。
センターには、演習室、自習室(オープンスペースラボ)、マルチメディア・ラボ、準備室があり、平日は朝九時から夜九時まで、土曜日は朝九時から夕方五時まで開いています。この五月からは西図書館の三階にも自習用端末スペースが開設されました。ではセンターの中を一巡りしてみましょう。