モニター意見
一号に対して寄せられたモニターの方々の御意見は学外一人、教職員十七名、並びに院生・学生七名から寄せられた。辛口の御批判は少なく、「全体的に意欲的な記事」(教職員)や「今話題になっている事項が多く」(教職員)「内容は充実しており」(学生)「全体的に読みやすかった」(学生)という御意見でした。
特集「コンピュータと外国語をマスターしよう!!」について
「企画は良かった」(教職員)、「両者ともこれからの学生及び職員には必須になってくるもので、これを学ぶために学内の施設で紹介頂いたことはとてもありがたい事で有意義であった。わかりやすく、簡潔にまとめられているのが導入部としては最適である」(教職員)、「ぜひ一度はどのようなものか行ってみよう」(教職員)、「記事を読むにつれ、さっそく挑戦してみたくなりました」(学生)、「霞キャンパスにも小さくて良いですからそのような場所があれば」(教職員)、「西条の学生はめぐまれている」(教職員)とか、「学生は全部の文を読まないと思うから図を見ただけで利用可能なスタイルが欲しい」(教職員)、また「レイアウトを工夫すればもっと読み(見)やすくなるのでは。横書きの方がいい、こういう記事は」(教職員)更に「もっとみんながこのような施設があることをそして利用できるように今回の特集みたいな宣伝をすべきだ」(学生)という御意見であった。
興味深かった記事、読みやすかったもの、読みにくかったものについて
「開かれた学問」の「民族紛争論」はモニターの十四名から御意見を頂いた。この記事が「不要」(職員)「読みにくい」「むつかしいのは字面というか言葉としてはわかった気がしてもやはりなぜ?」(教職員)という御意見はわずか三名で、残りの人は「新聞、テレビにしても日々の動きの報道に終始しがち。民族紛争が絡むと途中で本質が見えなくなるケースが少なくない。今回のような形で解説してもらうと非常に参考になった」(学外)、「とても興味深かった。コソボ紛争が起きている時にタイムリーである。これは学生ならずとも教職員にとっても対岸の火事ではすまされない事も理解させようというねらいがあるようだ」(教職員)「特に「旧ソ連の民族紛争地域図」を掲載した同じページに説明文を載せているのは、この地域の地名に慣れていない私には親切なことこの上ない」(学生)「少し長かったが面白く読めた」(学生)と述べている。
本誌に関する印象や感想
表紙については「絵は大変目を引くものがある」(教職員)が「何年かこういう感じのものが続いているので少し変化があった方が良い」(教職員)、「フォーラムと表紙の絵があまりにもあってない」(教職員)、「誰の選択で」、「何故子供の絵なのか」(教職員)と言う辛口の御意見をちょうだいした。
霞キャンパス新病棟建設スタートでは「古い建物に入っていく時、人は何を感じるだろうか?まして自分の病を癒すために、長期になるかもしれないことを覚悟している時は。明るく気分も晴れやかになるようなイメージ大切だ」(学生)や「赤レンガの建物がなくなりつつあるのが寂しい限り」(教職員)とか「どのような計画が判り今後も節目の時にでも報告頂けると良い」(教職員)との御意見を頂いた。大学紹介は「外国に行く機会がなかな無いため、日本以外の大学の様子が写真、コメントによりよく伝わって来る」(教職員)ので「マンネリ化に注意しつつ、今後も続けてほしい」(教職員)とうれしい御意見でした。
報道された広大に「今ひとつ意図が伝わらない。社会が広大のどういう点に注目しているのかの指標なのかもしれないが、特に重要なものに絞って詳しく載せるとかの工夫が必要だ」(教職員)とのコメントであった。
学長インタビューは「興味がないので読まない」(教職員)とか「五十周年記念イベントについてはなぜオペラなのか、なぜ向井千秋さんの講演会なのか意義の説明もほしかった」(教職員)と以外と不評であった。しかし「改革期の大学が抱える矛盾をぶつけてみるという手法もある」(教職員)との提案が示された。
広報委員会への意見・要望
編集部へ「カラーページの増加」とか「フォーラムのサイズ変更」等の注文を頂いている。内容に関しては「『進路の再検討やセクハラの対応』を除き学内の矛盾、問題点が取り上げられていない」(教職員)、「設置された車の入構ゲートに関する話題を特集として欲しい」(学生)「サークル紹介は霞や東千田キャンパスも紹介したら」(学生)「新入生が入ってくる時期にあわせて、サークル紹介を別冊号で特集を組むのも」(学生)「新入生の地域(出身県)分布―地元が何割で他県、海外から内訳―、大学院及び留学生も」(学生)、又「もう少し目に付きやすい所に置いて学生にもっとアピールする」(学生)との御意見も頂いた。(と)
編集室より
全ページカラーにという御意見ついては、予算の関係で困難です。また、表紙につきましては、本学は十一という多くの附属学校園を持っています。その中から今年度は年齢発達順に、第一号:幼稚園、第二号:小学校、第三号:中学校、第四号、五号:高等学校第六号:高等学校の子どもたちの造形表現を表紙に取り上げる予定です。これまで表紙には教官や学生の作品を掲載したことがありますが、本学の構成員として最年少の部類に入る附属学校園の子どもたちの、暖かみのある、エネルギーと創造力に溢れた造形表現を採用することで、他の広報誌にはない、本学独自の表紙づくりをめざしています。
本誌に対する御意見、御要望等はどなたでも結構ですので、お気づきの点があれば広報委員会へお知らせください。
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