本心肺機能補助装置は駆動装置から拍出した圧搾酸素を気体流入管により複数のバルーン内に周期的送り込み、バルーンの拡張と収縮を繰り返し行う。バルーンは酸素の溶出の可能なシリコーンゴムまたはポリウレタンで作製し、バルーンの拡張で酸素は溶出し、血液に新鮮な酸素を付加する。バルーンの収縮は気体流出管によりバルーン内の気体を吸引することで行う。バルーンの周期的な収縮、拡張により、周囲の血液の排除、充満を繰り返して行い、心臓の拍動に類似したポンプ機能を発揮する(図1)。
プロフィール (すえだ・たいじろう) ☆一九五三年 広島県呉市生まれ ☆一九七八年 広島大学医学部卒業 ☆一九七八年 広島大学医学部第一外科入局 ☆一九九三年 広島大学医学部講師 ☆一九九五年 広島大学医学部助教授 ☆専攻=心臓血管外科学、循環器学、人工臓器学 ☆著書=『最新胸部外科手術』(杏林舎) 『循環器研修医ノート』(診断と治療社) |