夢を信じて |
会場からたくさんの元気な質問がありました |
質問の後に、東広島市立向陽中学校三年生の土肥正承さんから、お礼の言葉が贈られ、原田学長より名誉博士の称号が向井さんに授与されました。残念ながら、紙面の関係で、本稿では向井さんの講演のほんの一部しか御紹介できませんでしたが、全文をホームページ(http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~koho/new/mukai.htm)に掲載しておりますのでご覧下さい。 |
プロフィール (むかい ちあき) ☆宇宙開発事業団(NASDA) 宇宙環境利用システム本部 宇宙環境利用推進部 有人宇宙活動推進室 搭乗部員 ☆1952年5月6日群馬県館林市生まれ ☆1977年3月慶應義塾大学医学部卒業。1988年同大学博士号取得。 ☆1977〜1987年慶應義塾大学医学部外科学教室勤務。1978年静岡県清水市立病院外科,1979年済生会神奈川県病院外科,1982年済生会宇都宮病院心臓血管外科にて勤務。 ☆慶應義塾大学外科教室の助手として心臓血管外科の臨床及び研究に従事していた85年8月に,宇宙開発事業団より第1次材料実験(「ふわっと'92」,米国航空宇宙局(NASA)ミッション名「スペースラブ−J」)のペイロードスペシャリスト(PS:搭乗科学技術者)として毛利衛,土井隆雄とともに選定される。 ☆1994年7月8日〜23日,第2次国際微小重力実験室(IML-2)計画のPSとしてスペースシャトルに搭乗。 ☆NASDAの科学宇宙飛行士として,1987年6月〜1988年12月,NASAジョンソン宇宙センターの宇宙生物医学研究室にて心臓血管生理学の研究に従事。また,1992年から現在まで,ベイラー大学(米国ヒューストン)非常勤講師,慶應義塾大学医学部外科学客員講師を勤めている。 ☆1998年4月に打ち上げられたSTS−90/ニューロラブ計画では地上よりバックアップPSとしてミッションを支援し,同年10月には,STS−95ミッションにNASAのジョン・グレン宇宙飛行士らとともにPSとして搭乗。微小重力環境下での生命科学及び宇宙医学などの分野の実験をした。 |