創立五十周年記念行事等を終えて

広島大学創立五十周年記念事業委員会小委員会委員長
牟 田 泰 三

 十一月五日(金)の記念式典・祝賀会を中心として、記念事業の主な行事が次々と滞りなく行われ、ほぼ事業そのものも目標を達したかと思われます。もっとも、創立五十周年記念会館建設並びに五十年史(通史・資料)編纂という最後の大事業を残しておりますので、とてもまだ気が抜ける状況ではありません。記念会館建設に関しては、これと併設予定のファカルティークラブ・宿泊施設の予算の目途が、学長の御尽力により立ったといううれしいニュースもあります。
 宇宙飛行士向井千秋さんの講演会は、運動公園体育館いっぱいの聴衆で、参加した小中高校生から活発な質問があり、有意義でした。オペラ「蝶々夫人」は、学長の陣頭指揮の下で準備され、東広島と広島で合計三回公演されました。関係した教官・学生の皆さんの力を結集した、広島大学だからこそできる素晴らしい公演となりました。皆さんの御熱演に改めて拍手を送りたいと思います。この企画に御協力いただいた関係者の皆さんに心から御礼申し上げたいと思います。森戸辰男展や各学部事業も好評のうちに終了しました。体育会を中心とした学生諸君の企画、大学祭と連動した企画なども盛況でした。皆さんの御尽力・御協力に感謝いたします。
 この創立五十周年記念事業は、記念事業委員会並びに同小委員会の下にある各部会において企画立案されました。その企画を力強く推進してくださった委員の皆さんに感謝いたします。記念事業後援会には、五十周年記念会館建設のための募金を支援していただいております。どうかこの後もよろしく御支援のほどを御願いいたします。
 本事業を実施するにあたっては、事務局及び全学の事務室の皆さんの並々ならぬ御尽力を頂いております。記念式典・祝賀会・講演会等では、その準備から会場設営にいたるまで、総力を結集して作業をしていただきました。その他の事業についても、見えないところでしっかりとサポートしてもらっております。最後になりましたが、事務局及び事務室の皆さんの御協力に心から御礼申し上げたいと思います。



広大フォーラム31期4号 目次に戻る