知らぬが仏

 植 野 英 明(うえの ひであき) 文学部事務部 


〈部局歴〉
 昭和36・7 教務課       56・4 法・経済学部
   39・6 教育学部東雲分校  59・4 教務課
   43・10 歯学部       61・4 学生課
   47・4 医学部附属病院 平成元・4 工学部
   52・4 総合科学部     3・10 学校教育学部
   53・4 教育学部東雲分校  8・4 教育学部
   53・6 学校教育学部    10・4 文学部
   
 


 皆さん、三十八年間有難うございました。
 やっと小高い丘の上に辿り着くことができました。広い裾野の向こうに山々が見えています。重箱の角をほじくり回して見たり、城郭を夢見て恰好付けたが、砂の城であったり、磨けば光ると励んでみたが、枯れ山水と宜しいが潤いがない。直感、直視で真理を求めても、とどのつまり、メガネを透して見なけりゃならず・・・。しかし、何時までも清清しい青年でいたいものです。今からでも遅くはない。美言に惑わされず、信言を疎かにしないで心の糧として大事にしたい。歩みは遅くていい。これからは、自分に合った「ロマン」を求め、非凡な凡人になれるよう生きて行きたい。


高い木は風に当る



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