霞キャンパスの思い出

 山木戸 道 郎(やまきど みちお) 医学部内科学第二講座 


〈部局歴〉
 昭和36・4 (公立病院)
   41・5 医学部
   43・5 (ハワイ大学)
   44・10 (広島原爆障害調査委員会臨床部)
   45・8 (国立予防衛生研究所)
   46・2 医学部附属病院
   56・2 医学部
   
 


 皆様長い間お世話になりました。私は広島大学医学部が霞キャンパスで医学講義と診療を始めた一九五七年から二○○○年までの足かけ四十三年間、医師になるための教育を受け、さらに第二内科に入局して臨床医としての勉強を続けてきました。一九六九年に現在のような内科ローテーションが始まるまでは、各内科とも何でも診ていたので、一通り内科の病気は経験したと思いますが、このようなことから何でも興味が湧いてきて、あれをやったりこれをやったりして、結局のところ何も満足にやり通せず、中途半端な大学生活を過ごしてきたように思います。
 私の先輩としてのアドバイスとして、是非とも若い皆様には「ある目標」を定めて、ご精進いただきますよう期待しております。
 広島大学は素晴らしい大学に成長しつつあります。若い皆様の小さな努力が大きな結晶となって世界の耳目を集めていただくことを念じております。


第二内科のテーマの一つ
ロスハワイー広島スタディの記念碑の前で




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