光陰矢のごとし
長谷川 徹
(はせがわ とおる) 大学院先端物質科学研究科生命分子機能化学講座
〈部局歴〉
昭和36・4 (民間)
平成7・4 工学部
10・4 大学院先端物質科学研究科
平成七年四月から五年間、研究と教育の両面を担当させていただきましたが、あまりの早い経過に、「光陰矢のごとし」を実感している次第です。赴任当初、私自身の実力のなさとともに、研究以前の問題で頭を痛めたことを思い出します。しかし、平成九年、工学研究科に分子生命機能科学専攻の新設、翌十年には部分重点化された独立研究科の先端物質科学研究科が発足、それぞれに主任と専攻長として立合うことが出来ましたことは、私にとり大変意義深いものがありました。一方、学会活動におきましては、平成十年、多くの先生方と地元企業の皆様の温かいご支援を得て、日本微生物資源学会と日本生物工学会を主導的な立場で開催出来ましたことは、私の人生にとり大きな財産となりました。
最後になりましたが、在職中お世話になりました多くの方々に深く感謝申し上げますとともに、新世紀へ向けての広島大学の発展を心からお祈り申し上げます。
グッドフェロー教授と筆者(中国・四川省にて、1997年6月)
広大フォーラム31期5号
目次に戻る