雑感
栗 栖 良 光
(くりす よしみつ) 総合科学部事務部
〈部局歴〉
昭和37・2 庶務課 57・4 医学部附属病院
39・4 庶務部庶務課 59・4 庶務部人事課
41・8 教養部 62・4 理学部
45・4 教育学部 平成元・4 生物生産学部
48・4 庶務部人事課 3・4 文学部
50・4 (呉工業高等専門学校)5・4 医学部
52・4 工学部 9・11 総合科学部
54・4 附属学校部
勤め始めてから三十数年、この間、幾つかの部局を遍歴し、その都度、何らかの形での写真を撮ることとなり、頂戴した写真は、整理の苦手な者の手段として、大封筒の中に入り、段ボール箱に詰められ、部局を転々とすることとなりました。
先般、ロッカーの整理の傍ら、その大封筒から何枚かの写真を職場で披瀝したところ、写真の人が、その映像と今の実像とに差があるのか、近くに席のある同僚と分からず、「ほんと?」となり、次は世の常、往時の思い出話、嘗ての苦労が今はよき思い出となり、「昔はよかった、今は何かと難しい世になってきた」との結論にいたります。
さて、三十数年間、愚にもつかない事件による泊まり込みはあったものの、多くの経験を積み、劇作家レッシングの言ではないが、「自分の経験は、どんなに小さくても、百万の他人の経験より値打ちのある財産」になったと確信しています。
乗鞍頂上付近(卒業間近企画)で(筆者左)
広大フォーラム31期5号
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