法 学 部


法学部新入生のみなさんへ

法学部長  高橋 弘


 入学おめでとう。
 色々な思いと希望をもって、法学部へこられたことでしょう。
 これから、法律学や政治学などを学ぶわけですが、全国の法学部新入生が同様に新たなスタート地点に立っているわけです。
 また、今年から全国規模の「法学検定試験」制度が、日本弁護士連合会法務研究財団等によってスタートします。自分の学習レベルを確認するためにも、積極的にこうした試験にも挑戦してください。
 この四年間が充実した日々になることを祈っています。

韓国の若手研究者と肩を組んで(筆者左)
 

 

温故知新

法学部夜間主コース生 森下 博之


 新入生の皆さん、二十世紀最後の年、そして二千年代最初の年に、よくぞ広大に入学された。大いなるチャンスを得られたものとして、歓迎する。
 「温故知新」、まさに世紀にわたるスパーンで、過去を尋ね、未来を展望できる、絶好の地点に立ったわけだ。「目先」「小手先」のことにこだわらず、あらゆる機会をとらえて、二十一世紀にふさわしい「人間像」を追求してほしい。
 かくいう私は、還暦をすぎてなお、「好奇心」旺盛にして、「学ぶ事」の楽しさを満喫している。

2000年のわたし(64歳)
 

 

大学という場

法学部四年生・国際政治経済学(遠矢)ゼミ所属 桑本  繁


 大学に入れば何か素晴らしい世界、楽しい世界が待っているというのは幻想である。自分で行動を起こさなければ、世界も広がらなければ、楽しい生活が送れるわけでもないのが大学という場所なのだ。しかし、行動を起こす勇気を持つ人にとってはこれほど魅力的な場はないと思う。
 新入生の皆さん、自分の可能性を信じていろんな事に挑戦してほしいと思います。きっと、楽しい生活が送れるはずです。

ゼミ合宿の写真です。勉強しにいったか遊びにいったかはよくわかりませんが…。ちなみに二人居る「グラサンの男」のうち、わかづくりしているのが遠矢先生、右下が僕。
 

 

後輩たちへ

法学部四年生・民法(岡本)ゼミ所属 辻下 光晴


 新入生の皆さん、入学おめでとう。
 大学生活のスタートラインに立っている君たちに、大学生活を有意義に過ごすコツとして私からアドバイスさせて頂くなら「自分に自信を持て」ということである。
 新しいことにチャレンジするには絶えず不安がつきまとうものであるが、その不安を乗り越えてこそ人間は成長していくものだと思う。大学生活において多くのことにチャレンジして、自分自身に対してしっかりとした自信を持って大学を巣立っていってもらいたいと願っています。

ゼミ旅行のテニス大会で
 

 



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