理学部長 松 浦 博 厚 ![]() 二十世紀においては、人類の知的なフロンティアが大きく拡大し、次世代の科学技術に対する新たな発想が数多く生まれました。これらの成果はいずれも、基礎科学の研究に携わってきた多くの人たちの弛まぬ努力によってもたらされたものです。来世紀に向けて科学技術はこれまで以上の速度で進展していくことは間違いありません。その礎となる基礎科学を担う理学部・理学研究科は、特に若い人たちの斬新なアイディアに期待をかけています。入学した今抱いている理学への熱き思いを実りあるものにするためには、理学への情熱をいつまでももちつづけることが大切です。 ところで理学部・理学研究科は、今年度から新しい体制のもとで教育・研究を行うことになりました。皆さんが理学を学ぶのにより適した環境が形作られていくものと思います。大学は、勉学のほか、人間形成の場としての大きな役割ももっています。よき社会人となるために必要なバランス感覚を養ってもらいたいと思います。有意義で充実した学生生活をおくってください。 |
大学院生活を有意義に 数理分子生命理学専攻博士課程前期一年 永 瀧 誠 ![]() 大学院生活は、学部の時に比べて授業などが少ないぶん自分の時間が持てますが、この時間をどのように使うかは自分次第です。逆に実験などで忙しくなる人も多いかと思いますが、これからの大学院生活を有意義にそして悔いの無いように過ごしてほしいと思います。 |
新入生のみなさんへ 地球惑星システム学科三年 福 川 昌 宏 ![]() 四年間という月日が長いものに感じる人がいるかもしれませんが、実際にはそれほど長くはないものです。毎日ただ何となく過ごしていると、いつの間にか一年、二年とすぎてしまっている、ということにもなりかねません。 毎日を有意義なものにするために必要なのは、生活の中で何かしら目標を持ち、その目標に近づくために何か行動を起こすことだと僕は思います。大学生としていられる時間は限られているのですから、時間がある今の内にいろいろな事に挑戦してみて下さい。きっと、大学生活が充実したものになると思います。 |