サークル紹介


東雲混声合唱団パストラール
文・　団長　佐々木　貢 　工学部３年

　広島大学では"パスト"の愛称で親しまれ、名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
　パストラールは昭和三十四年、教育学部東雲分校の学生たちによって発足し、現在に至るまで長い歴史をもつ合唱サークルです。すべてを学生だけで運営しており、指揮者も代々学生が務めています。
　活動の中心として、夏に小学校などを訪問する演奏旅行と、冬に広島市内で行うパストラールコンサートの二大行事を置き、週三回の練習で演奏会に向けてハーモニーの追求に励んでいます。
　様々な学部から集まった歌の好きな約六十名の団員は、それぞれが歌うことを楽しむとともに、学年やパートを越えて団員同士の交流も深く、和気あいあいとした雰囲気で仲良く活動しています。
　今年も第三十七回パストラールコンサート（平成十三年一月二十日（土）西区民文化センター）に向けて団が一丸となって取り組んでいます。組曲ステージに、企画ステージなど様々なジャンルの曲を楽しんでいただけると思います。ぜひ、ご来場ください。

第三十六回パストラールコンサートにて（西区民文化センター）
　
　 　




スケート部
文・　主将　片　山　洋　平　教育学部３年

　私たちスケート部は、アイスホッケーとフィギュアスケートの二部門に分かれて楽しく活動しています。しかし、両部門において深刻に悩んでいることが部員数の減少です。現在、アイスホッケーは、プレーヤー七人、マネジャー三人、フィギュアスケートは四人で活動しています。両部門とも四回生が抜けると更に厳しくなるので、随時部員を募集しています。
　この部活の魅力としてあげられるのは、練習やさまざまな行事を通じて、他大学との交流があることと、おそらく今まで経験したことがないスポーツに取り組めるということです。特にアイスホッケーは日本ではマイナーなスポーツですが、アメリカではＮＨＬというリーグで四大スポーツとして野球、バスケ、フットボールと並び楽しまれています。また、フィギュアスケートも本田武史さんなどの日本人選手が世界で活躍し、人気が高まっています。
　最後になりましたが、両部門ともほとんどの部員が初心者からスタートしました。興味を少しでも持たれた方はぜひとも見学にきてください。

2000年１月全国インカレに参加（帯広にて）
　

　




劇団Ａ.Ｐ.Ｔ.
文・　部長　安　田　絢　子　学校教育学部３年

　演劇サークル・劇団Ａ．Ｐ．Ｔ．（"あんぽんたん"と読む。通称"あぷと"）は、演劇経験の有無を問わず、とにかく演劇に興味のある人間が集まった団体です。基本的に年三〜四回の公演を予定しています。以前は学内での公演ばかりでしたが、一九九八年には近畿大学工学部で、そして今年の四月にはＪＡ広島中央主催のＪＡＪＡ祭（じゃじゃまつり）で公演を成功させることができ、地域の人々にもっと演劇のおもしろさを広めたい、という願いが叶いつつあります。
　私たちは、既成の台本を扱っているので、初めて観る方はもちろん、一度、プロの作品を観たことがある方でも、それを学生が演じるという別のおもしろさを味わっていただけると思います。また、演じる側からすれば、既成の台本を扱うということは、演出を中心にメンバー全員で答えを探しながら形にしていくということであり、とてもおもしろく、やりがいのある活動なのです。
　現在は、十二月五日（火）・六日（水）に大学会館大集会室にて行う劇団Ａ．Ｐ．Ｔ．第三十六回公演の「ある日僕らは夢の中で出会う」という作品に取り組んでいます。練習は、主に教育学部周辺で行っています。少しでも興味を持たれた方、見学をしてみたい方は、遠慮されずにご連絡ください（三枝：０９０―１３６６―２３９６）。
　さあ、皆さん、ぜひ、公演をご覧になってください。そこには、私たち、そして皆さんを夢中にさせる演劇の魅力があふれているはずです。

二○○○年七月公演「君となら」メンバー一同
　
　 　




サイクリング部
文・　主将　米　田　哲　治　教育学部三年

　自転車は便利な乗り物です。そしてとても面白い乗り物です。人のもつ力のみで動き、その人のもつ可能性を何倍にも広げてくれます。そんな自転車を扱い、自転車で楽しめることはなんでもできる、なんでもしようというのが、このサイクリング部です。
　現在、部員は二十五人。自転車旅行（部内では"ツアー"と呼ぶ）に出かけてみたり、ＭＴＢ（マウンテンバイク）レースに参加してみたり、または、ロードレースに参加してみたり、ただ山の中を走ってみたり、ただ町なかを走ってみたりと、いろいろなことをしています。
　所有している自転車の種類もさまざまです。お金がかかるクラブと思われるかもしれません。確かに初期投資は大きいかもしれませんが、原付を買うかわりに自転車その他をそろえれば、普通に大学生活を送っていたのでは味わえない楽しみ、喜びを手にすることができます。一度買ってしまえば、後はわずかな費用で長期旅行などが楽しめたりします。一人ではなかなかできないこと、例えばツアーなどが気楽にできるのがサイクリング部です。

2000年夏合宿出発写真（茨城県関城町にて）
　
　




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