一 広島県組織再生プロジェクトとは |
二 場所および人員構成 |
広島中央サイエンスパーク内にある広島県産業科学技術研究所(東広島市) |
プロジェクト構成員(筆者前列中央) |
三 どんな研究をやっているか |
マウスの体の中で増殖するラットの小型肝細胞 私たちが開発した方法で,ネズミ(ラット)から増殖能の高い小型の肝細胞(SH-R3)と低い大型の肝細胞(SH-R2)を分離した。それらの同数個をマウス(ハツカネズミ)の肝臓に移植して3週間後に肝臓の状態を調べた。 黒い粒状の細胞が移植されて増殖したラットの肝細胞で,それを取り巻いている細胞はマウスの肝細胞である。SH-R3の方がSH-R2より速く増殖していることが判る。 |
四 これからめざすもの |
プロフィール ☆一九四三年四月三日生まれ ☆一九六六年東京大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了 理学博士、一九七二年フロリダ州立大学化学教室博士研究員、一九七五年北里大学医学部講師・助教授、一九八七年東京都立大学理学部助教授、一九九○年広島大学理学部教授、一九九二年新技術事業団吉里再生機構プロジェクト総括責任者(兼任)、一九九七年広島大学理学部附属両生類研究施設長(兼任)、一九九七年広島県組織再生プロジェクト研究統括(兼任)、二○○○年広島大学大学院理学研究科教授(組織変更) ☆専門:発生生物学 |