附属学校園をよろしく
原 田 彰
(はらだ あきら) 教育学部教育学講座
〈部局歴〉
昭和40・4 教育学部
41・4 (私立学校)
54・4 (徳島大学)
59・10 (鳴門教育大学)
平成4・5 教育学部
これまで五つの大学を転々としてきました。一大学当たり平均在職年数七年ですが、最後の広島大学では、九年間と一番長くお世話になりました。新設私立大、伝統的私立大、国立大教員養成学部、国立新構想教育大、そして本学と、大学という狭い世間ではありますが、いろいろ異なる経験をすることができたことを、幸せに思っています。
本学では、附属学校園にかかわる機会を与えられました。附属については、大学附属であることがメリットとなる可能性、教育学部との連携による「学習と教育」研究の豊かな可能性、という二つの特色を生かし、具体的なストラテジーを編み出していくことが期待されます。この二つの「可能性」が本当に具現されるためには、「大学の論理」と「附属の論理」を(それぞれにからむ「感情」も含めて)冷静に整理し直す作業が必要なのではないかと思われます。大学と附属の「協働」を願っています。
附属福山教職員のみなさんと(1996年)
広大フォーラム32期5号
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