去るにあたっての思い
平 井 誠 也
(ひらい せいや) 教育学部学習開発学講座
〈部局歴〉
昭和36・4 (私立学校)
39・4 (広島大学大学院教育学研究科在学)
43・4 教育学部
45・4 (長崎大学)
54・4 教育学部附属幼年教育研究施設
61・4 学校教育学部
平成12・4 教育学部
昭和三十六年教育学部を卒業し、中・高等学校の英語教諭を勤めた後、大学院へ進学し、心理学を専攻しました。担任したクラスに登校拒否の生徒がいて、カウンセリング等の心理学の必要性を痛感したからでした。
二年間の助手時代の大学紛争は忘れられません。東千田キャンパスは全共闘の学生によって封鎖され、研究・教育どころではありませんでした。その後学校教育学部へ移りましたが、東広島市への移転も大変でした。そして移転も束の間、学校教育学部は教育学部に統合されました。
教員養成学部は全国的に今未曾有の就職難やリストラ(定員削減)と独法化で、大学紛争以来の危機的状況にあるように思われます。この状況を逆手にとって新生広島大学の構築へ結びつけたいものです。永い間有難うございました。
第27回国際心理学会(ストックホルム)
広大フォーラム32期5号
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