青春はレンガ色

 高 島 三枝子(たかしま みえこ) 医学部附属病院看護部


〈部局歴〉
 昭和37・3 医学部附属病院
   39・3 (民間病院等)
   39・9 医学部附属病院



   
 

 ふりかえれば学生時代を含め、私の好きなマラソンの距離と同じ四十二(年)という長い間(一時を除き)お世話になってきました。この間、よき上司・先輩・同僚に恵まれ大過なく務めることができました。心より感謝申し上げます。有難うございました。皆様との数々の思い出は私の大切な宝となりました。心穏やかに、幸せな気持で一つの区切りを待っているところです。流行歌と人生が時を超えて結びつくように、その時々の出来事とお会いした方々との想い出は、私の歩んだページにいつも一緒に登場することでしょう。
 かって、レンガずくめだった学舎も病院も寮も次々と白い高層ビルに生まれかわり、今また時代の先端をいく新病棟の建設が進んでいます。看護婦として過ごした青春はまさにレンガ色。その色に似た美しい夕焼を、見慣れた窓より眺めつつ大学病院のますますの発展と皆様のご健康とご活躍をお祈り致します。


楽しかった沖縄にて(筆者右から2人目)



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