雑感
河 内 陽 子
(こうち ようこ) 工学部原動機工学講座
〈部局歴〉
昭和34・12 (民間)
35・6 (人事院広島地方事務所)
35・10 附属図書館
36・6 政経学部
44・4 歯学部
53・10 学校教育学部
59・4 工学部
木造とコンクリートの建物が混在する大学構内、貧しいながらもゆったりとしていた昭和三十六年政経学部に採用され、以来、霞地区、東雲、西条と異動してきました。建物が大きく立派になるにつれ、何か不便を感じ、交流もなくなってきたような気がいたします。
当時は呉からの通勤で、蒸気機関車に乗り、毎日煤煙で薄黒くなりながら通ったものです。今の便利さの恩恵を受けながらも、不便であった時を懐かしく思い浮かべています。今日の科学の進歩、特に身近な機械化の変化の速さに戸惑いつつ、それについていけなくなる前に、退職できることの幸せを感じております。在職中、多くの方々に支えられて無事今日を迎えることが出来ましたことを、厚くお礼申し上げます。
思い出の東千田キャンパス
広大フォーラム32期5号
目次に戻る