お世話になり有り難うございました

 正法地 孝 雄(しょうほうじ たかを) 総合科学部情報行動基礎研究講座 


〈部局歴〉
 昭和37・10 理学部
   38・4 (広島大学大学院理学研究科在学)
   40・3 (原爆傷害調査委員会統計部)
   47・9 理学部
   49・5 教養部
   49・6 総合科学部 

   
 


 私は、呉で生まれ呉で育ち、呉弁しか使えず、日本では呉からほとんど出たことのない呉の土着民です。学生時代から数えると四十年近くにもわたって広島大学のお世話になり、この春めでたく定年退官という形でけじめを付ける時がやって参りました。つまずきながらも、つねに事務官、教官、学生などの温かいご支援のお陰でここまでたどり着けました。その道のりは長かったようでもあり、短くも感じられます。その間、いろいろな経験をさせて頂いたことが走馬燈のように脳裡をよぎり、懐かしく想い出されます。このどれもが、皆様の温かいご支援とご協力のお陰ですので感謝の念で一杯です。私の経験はささやかなものですが、その全てが私の財産であり、これからの私の支えとなります。皆様、誠に有り難うございました。
 末筆ながら、これから大学の根幹が活性化され、海図のない大学大航海時代を迎えるに当たり広島大学のご発展を心からお祈りいたします。  


国際会議主催のベルサイユ宮殿でのガラ・パーティーに参加



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