広島大学への思い

 長 澤   武(ながさわ たけし) 附属福山高等学校


〈部局歴〉
 昭和38・4 (公立学校)
   46・4 教育学部附属福山高等学校
   49・4 教育学部附属福山中学校
   51・4 教育学部附属福山高等学校
   53・6 附属福山高等学校
 平成7・4 附属福山中学校
   11・4 附属福山高等学校



   
 

 定年を迎え三十年間お世話になった、附属福山中・高等学校を去ることになりました。私にとって広島大学は、附属学校での教員生活に加え、小・中学校・大学時代の十年間を加えると、四十年もの長いお付き合いとなりました。
 その間、学校の春日団地への移転、福山分校の東広島への移転、附属学校部の設置など、大学の組織改革に伴う大きな変化がありました。教育実習の方法や共同研究体制のあり方、附属学校問題について、大学の先生方と白熱した議論を交わしたことも、思い出として強く残っています。ここ数年はインターネットの利用について、熱い思いで取り組む事が出来た事を幸せに感じています。
 これからの独立行政法人化や高度情報化時代の流れの中で、附属福山中・高等学校が、広島大学の広島県東部の拠点校として定着し、発展していくことを期待しています。


四日市ドームで開かれた「まなびピア三重2000」に出展した「酸性雨調査プロジェクト」のブースで

広大フォーラム32期5号 目次に戻る