広島大学創立50周年記念会館（右）・学士会館（左）（完成予想図）
この会館は、原田学長の発案で、本学創立五十周年を記念し、国際会議やオペラ等演奏会などが開催できる多目的ホールを建設するため、現在募金活動中である。
ぜひとも後世に残る利用価値の高い施設をと、学長及び同窓生の尽力で企業等から浄財が寄せられたが、現在のところ予定も含め五億円強の状況である。
ところが、平成十三年一月初旬、轄ｲ竹製作所の佐竹利子代表と学長が面談の際、故佐竹覚代表の名を永久に残す方法として、この記念会館建設資金を、利子代表個人が寄附する意志を示され、遂に学長在任中に、建設着手の目処が立った。そして、この会館隣接地に建設中の学士会館（ファカルティークラブ（レストランを含む交流施設）と宿泊施設）の落成式と記念会館の起工式（鍬入れ）を平成十三年五月八日に行う予定となった。
大きな夢といえる記念会館が現実のものとなり、佐竹利子代表に感謝したい。