ストップ! ザ 交通事故(4)

交差点は危険がいっぱい

 新年度を迎え,新入生の皆さんはいよいよ大学への通学が始まります。また,新3年次生になった皆さんには,これから自動車通学を始める人も多いと思います。東広島市では,年々交通量が増加しており,それに伴って交通事故も頻発しております。交通事故に遭わないためには,歩行,自転車,バイク,自動車いずれの場合でも,自ら十分注意して通行することが大切です。今回は,西条警察署交通課のご協力を得て,平成12年中に大学周辺の道路で発生した人身事故の状況を地図にまとめてみました。

平成12年中に広島大学周辺の道路で人身事故が3件以上発生した地点

この地図には人身事故2件未満と物損事故の発生地点は記載していません。それらを合わせれば,事故発生地点,件数共にさらに多くなります。
(1)

国道486号とブールバールとの交差点
(西条警察署前)
(2)

国道375号と国道486号の交差点
(デオデオ東広島店付近)
(3)

国道2号とブールバールの立体交差点
(御薗宇ランプ)
(4)

国道2号下見高架橋の立体交差点
蓮華寺橋付近
(5)

下見通り、黄幡バス停付近の三差路
(6)

広大通りと下見通りの三差路
事故発生場所の特徴


○国道2号,375号,486号,ブールバールなどの幹線道路で多発している
○特に上記道路の交差点では,追突,衝突が多発している
○道幅が狭く,カーブが多い通称下見通りでも多くの事故が発生している
○キャンパス内でも人身事故が発生している
追突,衝突事故に遭わないために
西条警察署千日交通課長からのアドバイス

○追突されないためにポンピングブレーキを
若者が運転する場合,運転操作が機敏であることは危険回避のため,有効ではあるが,そのことは後続車からは急な停止となる場合がある。急ブレーキを避け,早めにポンピングブレーキを!

○衝突しないために交差点では確実な確認を
特に見通しの良くない交差点などでは,見えないことを大丈夫と思いこんで走行し,思わぬ衝突が発生することが多い。確実な安全確認の励行を!



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