法学部
巨人の肩の上で

法学部長 阪本 昌成


愛犬とともに
 新入生の皆さん、法学部へようこそ!
 法学部における学問は、実にスリリングです。なにしろ、新しい言葉と考え方で、この世をもう一度捉え直そうとする学問ですから。
 私たち法学部の教員は、これまで皆さんが修得してきた知識を根源から揺さぶることでしょう。どうか感度よく反応してください。そうすれば、巨人の肩の上にちょこんととまっている今の皆さんも、卒業の時点には、巨人の背丈よりも高い位置からこの世を見通せるようになることでしょう。
新入生の皆さんへ

法学部四年 内山 真由子
刑法(小田)ゼミ所属


香川でのゼミ旅行で,名物讃岐うどんを食すの図
 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
 これから迎える大学生活は、長い長い夏休みのようなものです。毎日をどう過ごすかは、あなたの自由意志により、ほぼ決まります。
 でも、夏休みって必ず宿題がありましたよね。今回の宿題は自分探しです。誰かの宿題を写すなんてことは、できませんよ。

法学を学ぶ

山藤 義憲
平成十三年三月 法学部夜間主コース卒業
在学時は刑事訴訟法(筑間)ゼミ所属
四月より大学院社会科学研究科
(法律学専攻)へ進学


筑間先生と吾妻山に登る(筆者右,先生は右から三人目)

 法学というのは、法の求めているところを学ぶ学問であり、その実現のための手続を学ぶ学問である、と理解したら気が楽になった。
 編立て・編名、章立て・章名、その順序と意味、条文の用語、言葉の意味に加えて、それらの行間を読め!が口癖の筑間ゼミの教えは、そのまま新入生諸君の勉強の仕方につながると思う。
あしあと

河野 幹章
平成十三年三月 法学部卒業
在学時は商法(後藤)ゼミ所属


愛馬「清風」といっしょに(於広島大学馬術部厩舎)

 私は入学してすぐ馬術部に入部し、馬三昧の充実した四年間でした。
 皆さんも卒業した後、大学ではこんなことをした、四年間でこれは誰にも負けないくらい打ち込んだと胸を張って言えるようになって欲しいです。
 何をするかは皆さんの自由です。自分で決め、主体的に行動してください。与えられることは何一つとしてありません。大学とはそういう場なのだから。



広大フォーラム32期6号 目次に戻る