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学生企画のページ
充実した日々を
文・恩田 敦夫
(Onda, Atsuo)
体育会幹事長
学校教育学部4年
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体育会が主催した「3on3」大会
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皆さん、こんにちは。私は現在、体育会の幹事長として励んでいます。今回このような機会をいただいたので、これを読まれることにより、充実した学生生活を送るのに少しでも参考になればと思います。自らの体験も踏まえて書き進めていくことにします。
私はもちろん皆さんも、今に至るまでに数多くのスポーツ活動、文化活動に触れてこられたのではないかと思います。それらをどのような動機で始められたのか、私には分かりませんが、ついついそればかりに熱中してしまうことも多々あったのではないでしょうか。そして、学生の本分である勉強に手が付かないなんてことも少なからずあったことと思います。昔から文武両道ということが言われますが、私自身それは非常に難しいのではないかと思っています。おそらく、何かに力を入れれば、その他は疎かになってしまう人が大半ではないでしょうか。結局のところ、いかに時間をうまく使ってそれらをこなしていくのかによると思います。できる人は良いのでしょうが、皆さんはどれほどこなすことができていますか。
私は今も、中学時代から続けているスポーツ、ソフトテニスに取り組んでいます。これは、自分自身入学以前から決めていたことで、入学してすぐにクラブに所属したのですが、辛いという思いは常にありました。授業が終わればコートで練習。休日もほとんど練習で、年間で四回実家に帰れればいいほうでした。確かに好きではありましたが、まさかここまでとは思ってもみませんでした。だからその頃強く思っていたのは、大学生の特権とも言うべき`自由な時間aが限りなく少なくなってしまったことです。何か束縛されているような気がしてならず、他方面に時間を使うことができればと思う時もありました。正直、もっと遊べると思っていましたから…。しかし今では、四年間続けて本当に良かったと思っています。それも、束縛されていると捉えるのではなく、自らの意志で取り組んでいると捉えるようにしたからです。よくよく考えてみれば、一番やりたかったことなので、当然なのかもしれません。それに、その様に考えることで、自由な時間を有効に使っているという思いも生まれました。
各サークルの活躍にエールを送る応援団
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皆さんは今、これというものをされていますか。私自身がクラブに所属しているからということもありますが、ぜひ何らかのサークル活動、また課外活動をされてはどうかと思います。そして、やりがいを感じて欲しいと思います。勉強でもバイトでも、それに本気で取り組むことができているならすばらしいことだと思います。学生はその気になればなんでもできる立場にあることを考えると、様々なことに挑戦できると思います。その中に、一つでも本気になれるもの、自分を磨くために打ち込めるものを見つけることができれば、きっと充実した日々を過ごすことができるでしょう。私の場合はたまたまクラブだったわけですが、皆さんの目の前には今、数多くの扉が開かれていると思います。何かに打ち込むなら一生に一度、この時しかないと思います。
なぜ私がここまで言うことができるかというのも、自分のやってきたことに自信を持っているからです。私にとって唯一誇れることだからです。クラブに入って様々なことを学びました。人間関係の難しさ、集団行動の難しさ、仲間と呼べる者とのつながりの大切さ等。言葉にできなくても、実感として感じることができます。経験、体験してきたことの全てが自分を変えてくれた、自分という人間を大きくしてくれたと、今だから言うことができます。
長々となりましたが、私なりの考えを書かせてもらいました。少しは汲み取っていただけたでしょうか。そうであれば幸いです。繰り返すようですが、皆さんもぜひ、本気で取り組めるものを見つけ、日々の生活を充実したものにして欲しいと思います。
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