フォーラムの新しい編集方針のコンパクト(C)、カラフル(C)、グラフィカル(G)(略してCCG)の主な内容としては、総ページ数は原則三十二ページ以内、全ページカラー化、また、各記事もできるだけスリム化を図り、原則一ページとし、かつ、分かりやすい表現につとめる、図や写真をできるだけ多く用いる等々です。新方針のもと初めて発行する本号の企画・編集にあたっては、方針決定前に投稿された記事もありましたが、全体的な記事の配置、レイアウトの工夫によって新しい方針に添えることができたと思っております。特に、全ページカラーと新しい表紙のデザインの効果は大きく、鮮やかでインパクトのある新フォーラムが生まれたと感じております。 本号の特集は牟田新学長の就任にあたり、新学長を紹介し、かつ、国立大学の独法化をはじめとする様々な改革が迫っているなか、今後の本学の舵取りをどう進められるか、また、本学が抱える問題にどう対処されるかなどを、お伝えするために企画しました。開放的な雰囲気の中、様々な観点からの話題や質問を期待し、学長を囲んだ野外での座談会を行いましたが、当初の予想以上に活発な対談が実現しました。一時間半あまりに及んだ対談の内容の要点は十分お伝えできたものと考えております。 また、広報体制整備の観点から、定期印刷刊行物であるフォーラムでは十分ではない「速報性」に対応するため、また、フォーラムには掲載しきれなかった内容を補う意味もふまえ、広報委員会では今後、Webページによる広報の充実化を進めてまいります。 (第33期広報委員会委員長 林 武広)
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