モニター意見



 本誌三十三期第二号に寄せられた、モニターの方々からのご意見を紹介します。

◎ 特集「大学の授業を考える」

 「独法化が議論されているタイミングの良い時期に出された特集で、興味ある内容だと思います」(教職員)、「学生による授業評価がどの学部でも盛んに行なわれているということを初めて知った。アンケート結果には共感できるところが多かったので今後も継続的に行い、その結果を授業やカリキュラムに反映させてもらいたい」(学生)等、おおむね好評でした。その反面で、「教養ゼミ、パッケージ別科目についてのアンケート調査結果(同上)を示し、若干のコメントをつけるだけではなく、これらの結果に対する関係教官の反論等の対応も載せるべきであろう。これでは一方的すぎる記事である」、「他大学の例もあれば、なおよかったと思う」、「大学院の授業についての記述がなかったのは残念だ!」(以上教職員)、「全学部の授業を紹介すべきでは?」(学生)という意見がありました。

◎ 興味深かった記事

 これについては、「留学生の眼」(学外者、教職員、学生)、「開かれた学問は、タイムリーな話題をわかりやすく解説してあった」(学外者)、「ショートエッセイ」(学生)、「クリーン省エネルギー実現」「東広島散歩」、「五十年史編集室だより」、「附属幼稚園の子どもたちの絵」、「発明・特許紹介」(以上教職員)など、おもしろかったという意見が多くありました。特に、「最先端の科学を専門外の人にわかりやすく説明する活動はとても意義のあることと思う。このような場(機会)をどんどん作って欲しい」という強い要望が寄せられました。

◎ 読みやすかったもの、読みにくかったもの

 読みやすかったものとしては、「ショートエッセイ、ユーモラスで息が抜けます」(教職員)、「開かれた学問、表面的には知っていても、その背景や経緯を意外に知らないもので、おもしろかったです」(学生)、「新トップページの紹介、図が中心となって、文字は見やすいものになっているため」(教職員)、「大学情報サービス室を紹介します、地域との連携や知的資源の活用についての図がわかりやすく、最後の写真がキュート!!」(学外者)等があげられていました。反対に読みにくかったものは、「大学の授業を考える」(学外者)、「クリーン省エネルギー実現、なぜクリーン省エネルギーにつながるのかが理解できませんでした」、「開かれた学問」「評議会だより、名前と所属が、次の方とくっついて掲載されているので見にくい」(以上教職員)

◎ 本誌に関する印象や感想

 「今回の記事は身近な話題が多く、読んでいて飽きませんでした」(学生)、「前回よりも、大幅にカラーである利点が生かされ、読みやすくするための配慮が数多くなされていると思います」(教職員)等、第一号同様、今回もおおむね好評でした。

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