―私達は、PSRというものがあるということを知りませんでした。一体それはどのようなものですか?
A:まず、ピアとは広島大学の学生仲間という意味です。PSRには、約二十名の私達ピア・サポーター(学部生)の他に、ピア・サポーターを経験したピア・アドバイザー(大学院生)、常駐専門アドバイザー(臨床心理士)、専門アドバイザー(学内専門相談機関の教官)と事務の方がいます。
―どのような相談を受けるのですか?
A:プライバシーを守るために、名前も学年も学部も聞かずに、内面的なものから、日頃の困りごと、健康上の問題、修学上の問題など、どんな相談にも応じます。私達に手にあまる場合には、前記専門家のアドバイスを求めることもありますし、適当な相談先を紹介したりします。新入生が最初に受講する教養ゼミ、総合科目、パッケージ別科目といった、なじみのうすい教養的教育とはどのようなものであり、それをどのように履修するか、という四月初めの相談はとても好評のようです。
―PSRとそれ以外の機関、例えば保健管理センターとの違いは?
A:ここはあくまでも、学生が対応するのであって、他では専門家が対応します。従って、学生にとってはここの方が相談しやすいのではないでしょうか。
―PSRを利用するには、どのような手続きがいるのですか?
A:場所は西図書館三階にあり、直接来てもらってもいいし、電話(〇八二四―二四―六一三七)で問い合わせをしてもらっても結構です。月曜日から金曜日までの十二時三十分〜十七時までです(毎月第二木曜日、長期休業期間を除く)。まずは気軽に来てみて下さい。