特集 新入生の皆さんへ
学生生活




消費者トラブルにご注意!

広島県生活センター 消費啓発グループ


資格商法
就職に有利などと電話でしつこく資格の取得を勧めます。一度契約すると、カモリストに登載され、何十年にもわたって勧誘の電話に悩まされることになります。


アポイントメントセールス
「安く海外旅行に行ける権利が当たりました」などと販売の目的を隠して呼び出します。男性には女性が、女性には男性が軽いノリで電話し、あたかも友達同士になったかのように錯覚させてデートに呼び出し、結局は断りにくい雰囲気にして高額な商品を購入させます。


キャッチセールス
街角で「アンケートに答えて!」「モデルにならない?」と声をかけます。軽い気持ちでついて行くと、エステの長期契約、高額な化粧品などを購入させられる羽目に陥ります。


マルチ商法
「簡単に儲かる話がある」と先輩や友人が勧めます。素人が安易に商品の販売に手を出してもそう簡単にいくとは思えませんが、組織にどっぷりはまり込んでしまい周囲の説得にも耳を貸さないという状況も起きています。


 とかく人は「自分は騙されない」と思いがちですが、落ち込んでいる時にやさしく声をかけてくるなど、悪質業者は上手に心の隙間に入り込んできます。大人は経験上感覚的に危険が察知できますが、若者は無防備で狙われやすいのです。また、出会い系サイトに安易にアクセスして不当な請求を受けたという相談も急増しています。トラブルを避けるには、甘い誘いにうかつに乗らないなどの注意が必要です。不安に思ったり、しまったと思ったら気軽にお住まいのまちの消費生活相談窓口にご相談ください。

●消費生活相談窓口は広島県のホームページをご覧ください。 http://www.pref.hiroshima.jp/kenmin/seibun/info/index.htm



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