| 開 | か | れ | た |
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| 学 | 問 | (89) |
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角筆研究 東アジアへの拡がり |
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紙面を凹ませて文字などを書いた平安時代の古文献を、四十年前に初めて発見して以来、今日までに日本全国から三千二百点余を見付けることが出来ました。その源は、中国二千年前の漢時代にあり、敦煌文書からも凹みの文字や符号が見出されました。今度、新たに朝鮮半島からも発見されて、東アジアの言語文化研究に、新しい視点が生まれつつあります。
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角筆で書き入れたハングルの「
」(Wiの音を表している)ソウル市の誠庵古書博物館蔵の妙法蓮華経巻
第一の本文の一部(十五世紀後半の刊本) |
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角筆で書き入れた仮名(口訣)の「十」とヲコト点。
「十」は助詞「に」を表す。漢字「中」から作られた。 「方」「常」などの字画の中に見られる凹みの点がヲコト点。
ソウル市の誠庵古書博物館蔵の瑜伽師地論巻
第八の本文の一部(十一世紀の初雕高麗版) |
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プロフィール
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