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文・筒井 志歩
( TSUTSUI, Shiho )
総合科学部1年
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近藤 由紀
( KONDO, Yuki )
総合科学部3年
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皆さん、こんにちは。総合科学部一年筒井志歩です。今年の五月十七日に誕生したキャンパスツアー。ご存じない方も多いのではないでしょうか。そこで今回、皆さんにキャンパスツアーがどのようなものなのか具体的にイメージしていただくために、六月十四日のツアーの事前準備から当日の様子までを私が密着取材してみたいと思います。事前の準備の様子を、ガイドを担当した総合科学部三年近藤由紀さんにレポートしてもらいます。
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六月十四日のガイドの近藤です。今回、初めてツアーのガイドを担当しました。これから、ツアーの準備について私の日記を通して、紹介していきたいと思います。
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六月五日(水)晴れ
今回のツアーのスタッフが決定。ガイドが私。教職員の方が、事務局の中山さん。そして、カメラマンが、理学研究科の畠山さんとなりました。
六月六日(木)晴れ
中山さんと、初めて打ち合わせをする。施設紹介で両生類研究施設に行くことが決定。
六月七日(金)晴れ
総合科学部の自然環境講座の井鷺先生に、ツアーで先生の研究室を紹介してもよいか、アポ取りに伺う。結果はOKで、これで、ツアーで紹介する二大スポットが両生類研究施設と井鷺研究室に決定。両スポットとも自分の希望がとおって、感謝、感謝♪
六月十二日(水)晴れ
今日は、ツアーのスタッフ四人で、両生類研究施設に下見に行く。カエルとコオロギがいることは知っていたが、その数の多さにびっくり仰天!施設内を一時間半も案内してもらえて、個人的にも大満足でした。でも、ツアー当日のお客さんの中にカエル嫌いの方がおられたらどうしよう、という一抹の不安が頭をよぎり・・。
六月十三日《ツアー前日》(木)晴れ
井鷺研究室へ、スタッフ三名と打ち合わせに行く。当日は植物の写真を見ながら話をし、その後ぶどう池の前でも先生にお話をしていただくことが決定。授業後、ガイドの時案内に使うスケッチブックをツアー全体のイメージを膨らませながら作りました。明日はどうなることやら・・。明日も晴れますように。
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ツアー中の注意事項、訪問する先生や施設の
名前をスケッチブックに記入する近藤さん
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事前の打ち合わせを行う井鷺先生(右)、
近藤さん(左)、中山さん
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六月十四日(金)
いよいよ当日です。幸いにも、天気は良好、ツアー日和となりました。今回のツアーの参加者は計十五名。近藤さんは、初めてとは思えないようなガイドぶりでキャンパス内を案内していました。井鷺先生の研究室に行った後、先生と共にぶどう池に向かいそこで説明を受けました。次に、両生類研究施設に行き、珍しいカエルとたくさんのコオロギに対面しました。そして、あっという間に、時間となり、今回のツアーは、無事終了しました。
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参加者の感想
●今まで、大学に対して近寄りがたいイメージを持っていたのですが、実際来てみると気さくな先生が、専門的なことを自分達にわかりやすく説明して下さったので、大学をより身近なものとして感じることができました。ガイドの方が細かいところまで気配りをして下さったのもとてもありがたかったです。
●今回のツアー中、自分の大学時代のことを思い出していました。久々に専門的なことに触れられてよかったです。ぜひ、また機会があればこのツアーに参加したいと思います。
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ツアーを終えて
ガイドはどうでしたか?
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ガイド直前はすごく緊張していたけれど、いざガイドをし始めると、あっという間に時間が過ぎていってしまいました。幸い、参加者の中にカエル嫌いはいませんでしたし・・。別れ際に、参加者の方から「ガイドよかったよ」と言ってもらえて嬉しかったです。
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皆さん、広大キャンパスツアーのイメージが浮かんできましたか?今回の取材中、参加された方もスタッフの方もいつも笑顔なのを見て、私は誰もが楽しむことが出来るツアーという印象を受けました。参加された方は、学生、教職員との交流を通じて、外からでは分からない大学の魅力を感じているようでした。また、スタッフの方もめったに接することのない大学外の人との交流、そして、自分がこれまでに行ったことのない施設や研究室を訪ねる機会を楽しんでいるようでした。皆さんも、参加者として、あるいはスタッフとして広島大学キャンパスツアーに参加してみてはどうでしょうか。
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*ツアーの模様は学生カメラマンが編集し、事務局棟二階の情報広報室で流しています。
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