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全学電子認証システムの稼動について
情報通信・メディア委員会 全学電子認証システム運用部会
一.はじめに
皆さんがインターネットで利用しているWeb(ホームページ閲覧)機能は、パソコンとネットワークに接続できる環境さえあれば、パソコンの種類を問わず利用できる便利なものです。最近では、Webでの宿泊予約やショッピングなども珍しくなくなりました。
現在、広島大学では、教職員の方々が利用している「会計支援システム」や「旅費システム」などWebを利用したシステムが導入されており、また、本年十月からは、学生の皆さんも利用することとなる「学生情報システム(もみじ)」が、Web上で受講登録、成績確認、成績評価などを行うシステムとして稼働する予定となっています。
二.「全学電子認証システム」について
Webを利用したシステムを使う場合、確実に本人自身を確認する仕組み(認証)がないと、悪意を持った人が、誰かになりすまして勝手に登録をしたり、登録内容を変更したりすることが簡単に出来てしまいます。このような不正利用を防止したり、プライバシー保護を行ったりするために、この度「全学電子認証システム」を導入して、本人を確認する情報を一元的に管理することになりました。
今後、このシステムを導入することにより、皆さんが各種のシステムを利用する際に個人番号(学生番号)と「広大パスワード」を入力することで、利用者本人であることの認証が行われ、システムの利用が許された者であるかの確認が行われることとなります(個人番号(学生番号)と「広大パスワード」は盗聴防止のため暗号化されて通信します)。
三.運用開始に向けて
「全学電子認証システム」は十月稼働の「学生情報システム」と連携して運用開始されますが、その後、教員の教育研究実績を収集公開する「教員活動状況調査システム(本年度内稼働予定)」とも連携する予定です。さらに、現在は個々に認証機能を持っている「会計支援システム」や「旅費システム」などについても「全学電子認証システム」と連携する準備を進めています。
今後、各種のシステムを利用される際、特に次の二点を皆さんの共通認識としてお持ちいただきたいと思います。
十月稼働の「学生情報システム」で使用する「個人番号(学生番号)」と「広大パスワード」は、「全学電子認証システム」のもので、Webを利用した他のシステムで共通して利用するものです。
システム不正利用防止、プライバシー保護のためには、各自が自分のパスワードを適正に管理していくことが一番重要です。
(※広島大学情報通信・メディア委員会で策定中の広島大学情報セキュリティポリシーの中に「パスワード管理」に関する内容が盛り込まれる予定です)
以上、全学電子認証システムの紹介をしましたが、ご理解いただけたでしょうか。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
(問い合わせ先:総務部企画室情報企画部門)
kikakusitu-jyoho@bur.hiroshima-u.ac.jp
広大フォーラム34期2号
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