Hello! センター

留学生センター
http://www.iie.hiroshima-u.ac.jp/

 留学生センターは、教育学部A棟の三階、K棟の二階、三階に位置しています。

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Q 留学生センターはどのような活動をしているのですか。

A センターには、三つの部門がありそれぞれ異なる活動をしています。日本語教育部門では、留学生に対する日本語教育を、留学生指導部門では、留学生の学習・生活に関する相談、指導教官等への情報提供をしています。教育交流部門では、留学の指導・助言、英語による授業カリキュラムの作成、大学間交流を行っています。

Q 日本人学生が、留学生と交流するための制度などはありますか。

A 留学生の修学・生活の支援とそれを通しての日本人学生の国際的意識・感覚の形成を目指す国際交流ボランティアという事業があります。日本人学生が、日本語研修コースの留学生に対して、渡日直後から生活環境整備の支援を行ったり、留学生の会話パートナーになるというものです。また、新しく、緊急医療ボランティアというものもできました。

Q 日本人学生になにかメッセージはありますか。

A 広島大学では、現在七百六十四人の留学生が学んでいます。六十三か国の地域から、いろんな目的を持った学生がここに集まっています。国際交流ボランティアなどを利用したり、積極的に話しかけたりして、交流してほしいと思います。また、広大に来る留学生の人数は、年々増えるのにたいして、広大から留学する学生の数は、少ないという現状があります。もっと、日本人学生が留学し、世界を自分の目で実際に見てきて欲しいと思います。

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 広大には留学制度があったり、世界各国からの留学生がいたりと、私たちは恵まれた環境にあると感じました。その環境を生かし、自分の世界を広げてみてはいかがでしょうか。

 この記事は、上岡紗野香・末廣梨乃・筒井志歩(ともに総合科学部一年)が、留学生センターの堀田泰司先生、石原淳也先生、グリーク・リークレ先生、中矢礼美先生をお伺いし取材したものです。

留学生も交えて和やかに行われた取材

留学生センター
(教育学部A棟3階、K棟2、3階)



ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)
http://www.vbl.hiroshima-u.ac.jp

 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)は、広大東口のバス停の向かい側に位置しています。

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Q VBLはどのような目的で設立されたのですか。

A 第一の目的として、次世代のベンチャー・ビジネスを含む、日本産業を担う若手研究者、技術者の育成があります。そのために、特に大学院生を対象に教育を行っています。第二の目的としては、世界をリードするような新しい産業の芽を日本にねざすための研究を行う、ということがあります。

Q 具体的には、どのような活動をしているのですか。
A ベンチャー的視点を持った大学院生の育成を目指し、VBL特論、VBL実験などを行ったり、大学院生が自主的に新しいテーマを見つけ独自の研究を行うVBL院生研究制度を設けたりしています。この、VBL研究は、理、工、生物圏、先端物質科学の四研究科の教員、大学院生が行っており、研究をさまざまな切り口で行えるという利点があります。また、学生、教員が、実際にベンチャー・ビジネスを立ち上げたいという時、費用を出すというインキュベーション事業というものも行っています。

Q 学部生を対象としたものはないですか。

A ベンチャー・ビジネス論という講義を開講しています。ベンチャー・ビジネスを実際に立ち上げた方の話を聞いたり、特許の取り方、特許取得のために必要な明細書の書き方などについて学ぶことができます。

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 今回の取材の中で、先生方がしきりに強調されていたのが、目的意識を持ち、自分から行動する学生が今必要とされている、ということです。私達は、VBLのようなすばらしいセンターを積極的に利用し自分の可能性を伸ばさなくてはならないのではないでしょうか。

 この記事は、筒井志歩(総合科学部一年)が、VBL施設長の山根八洲男先生と施設主任の高田忠彦先生をお伺いし、取材したものです。

取材風景(左から高田先生、山根先生、筒井さん)

ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー




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