モニター意見



 六月に発行した三十四期一号に関し、モニターの皆さんから貴重なご意見をいただきましたので紹介いたします。

◎特集(広大における多様性・開放性)について

 特集のテーマ設定については、「大変時期に適った特集と思います。特に、フェニックス入学された方々の文章に興味を感じました。全体として生き生きとしたキャンパスライフが読み取れる良い特集だったと思います」、「独立法人化に向けて広島大学が社会からの要望に応えるべく広く門戸を開放し、多様な人材を受け入れる努力をされているのが良く分かりました。社会人の方の授業内容等に対する厳しい意見もあり、興味深く読ませていただきました」など概ね好評でした。しかしながら、「入学者選抜方法の多様化と大学の多様化について、どのような関連があるのかがわからない。問題は質の向上を伴う多様化を模索しなければならないことだったと思うのですが」、「入学者選抜方法の多様化によりたとえ良い人材を確保することができるとしても、問題は入学後です。現在の講義のあり方では、人材は育つとは思いません。本当に大学のアイデンティティを確立したいのなら、学生への教育を変化させるべきだと考えます」など、今後広島大学の多様性・開放性をさらに進めるに際して、改善すべき点も指摘されていました。

◎興味深かった記事、読みにくかった記事について

 興味深かった記事として、「角筆研究」が最も多く、他に「戦え!広大生」、「留学生の眼」、「性の不思議をカエルで解く」などがあげられています。読みにくかった記事としては、「評議会だより」、「フォーラムギャリー」、「特集(広大における多様性・開放性)」など、それぞれもっと工夫を要する旨の指摘がなされていました。

◎今号の感想および広報委員会への要望・意見など

 「クラブ活動は中に入れて、表紙には広大のキャッチフレーズというか、日本一のもの、例えば日本一広いキャンパス、総合科学部の教育、教育者養成の実績等を一目で分かるように訴えてはどうかと思います」、「フォーラムギャラリーのようなものは前におくか、後におくかした方が良い」、「全体にわたって色彩が良くない。もう少し「色」にこだわって欲しいと思います」、「活字の種類とか大きさがばらばらで、記事におちつきがなく、スーパーのちらしのようである。もう少し気品のある紙面作りに心がけていただきたい」等のご意見が寄せられました。これらのご意見を参考にしながら、フォーラムの更なる充実をはかっていきたいと思います。

(W)


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