34期3号(10月1日発行)に関し、モニターの皆さんから貴重なご意見をいただきましたので紹介します。

◎特集(I.学外経験教員から見た広島大学 II.企業から見た広島大学)について
 特集のテーマ設定については、「今回の特集の視点は、大学は、ともすれば閉鎖的、独善的と揶揄されがちなだけに評価される」、「独立法人化を目前に控えた今、タイムリーな企画だと思う」など好評でした。また学生モニターの方からは「就職活動時に広大生としてどのような点を誇りに思えばよいか知るきっかけになった」などのご意見もありました。同時に何人かの方から「広島大学のアイデンティティーについてもっと踏み込んだ教職員の生の声が聞きたい」というご指摘がありました。このご意見に応える形で、本号では「UI(ユニバーシティ・アイデンティティ)とは何か」を特集しましたが、果たして十分に答えられたでしょうか。また「こういった特集をさらに広げて、実際に採用されればと思います」というご意見をいただきました。確かにフォーラムの記事を大学の運営にフィードバックさせるというチャンネルはありません。この点今後検討してみたいと思います。

◎興味深かった記事、読みやすかった記事について
 特に興味深かった記事としては、学生企画ページの「鳥人間コンテストチーム」を挙げた方が多くいました。フォーラム編集への学生の参加は長い間の課題でしたが、今後も努力を続けたいと考えています。また学生の方のエッセイ「七転び八起き(のはず)」についても「45年昔の自分の留学経験を思い出し、読み応えがありました」といううれしいコメントをいただきました。
 このほか「東広島散歩の挿絵はいいですね。ほのぼのとしたノスタルジーを感じます」、「フォーラムギャラリー、さまざまな形のギターについて、法学部の先生が趣味のギターを紹介していることにとても興味を持ちました」など「東広島散歩」と「フォーラムギャラリー」にはいつもながら好評をいただきました。

◎広報委員会への要望・意見など
 広報委員会へのご指摘として、「大学祭についての記事があまりにも小さい」、「大学祭の案内をもっと詳しく載せてもよかったのではないか、少なくとも行ってみようかという気にならなかった」がありました。大学祭の性格が昔とは変わってきたとはいえ、もう少し積極的な広報活動が必要だったのではないかと反省しています。

(K)


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